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フランスは今やヨーロッパ第一の「多産国」
晩婚化が進み、離婚がとても多いフランスで、どうして子供が増えるのか(合計特殊出生率が2を上回ったという)。それは制度的なインセンティブによる。日本もまねるべき点が多い。週35時間労働制も出生率の向上に大きく貢献していると。さらに、これはフランスの生産性向上にも貢献している。労働時間を削ったおかげでフランスの生産性はイギリスよりはるかに高くなった。最近のBBCではこのままでは経済でフランスに負けると危機感をつのらせる報道が続いている。日本もしっかりしないとフランスに負ける。日本の合計特殊出生率は今やフランスの半分強になってしまった。なぜか? 散人流に考えると、次の理由が考えられる:- ニッポンでは、朝食の準備が家庭の主婦に加重な負担を与えている。栄養士の先生達が学校の先生と一緒になって子供に教え込むニッポンの「正しい」朝ごはん(ご飯、味噌汁、焼き魚、おひたしに納豆)、もしくは似非西洋風朝ごはん(手作りパンとオムレツと野菜サラダにスープという変な組み合わせの珍奇な食事)を作るには、ニッポンの主婦たちは朝、途方もなく早く起きなければいけない。一方、フランスではカフェオレとパンにジャム(ジュース)。準備時間ほぼゼロ。栄養のバランスはニッポンの朝ごはんより優れている。朝ごはんは準備に手間が掛からないことを第一とするべき。この考え方は世界共通だが日本は例外。家族が多いと面倒くさい。
- さらにフランスのお母さんは、子供のために「愛情弁当」とやらを作る必要はない。フランスでは、小学校から大学まで、すべての子供は学校側が用意する昼食をとる。いくら子供が多くても、弁当づくりを気にする必要はない。日本では正しい愛情弁当を持たさないと子供が学校で食育先生なんかにいじめられる。子供を持つのは面倒くさい
- 公立の保育園が完備されている。順番待ちもない。いくら子供を産んでも、お母さんたちは赤ちゃんを預けて安心して働くことが出来る。一方、ニッポンでは専業主婦以外の働く母親は「社会の敵」みたいな扱いで、保育所がないばかりでなく、税制面、年金制度面からもいじめられる。子供の教育には馬鹿みたいにお金がかかるがその学費を稼ぐためにお母さんが外で働くとかえって損をする場合がある。
特に手間暇の掛かるご飯の準備が母親の負担になっているんじゃないかな。最近、農業団体と安倍長州閥イナカ政権が自分らの商売繁昌を目的として強引に推し進める「食育」とやらの犠牲になって、子供に「正しい」朝ごはんとやらを食べさせ、「正しい愛情弁当」とやらを持たさねばいけないのだとノイローゼになっている主婦が多いと聞く。で、結局子供を作るのはやめだとなる。こんな「食育」では、ニッポンの「少子化」を招くだけ。農業団体は儲かるかも知れないが、ニッポンは滅びるのである。
Posted: Tue - January 30, 2007 at 06:30 PM
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