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Le Monde / ラムズフェルドはペンタゴンの意見を無視したらしい


2003.3.31

軍事には素人のラムズフェルドがペンタゴンの専門家が 策定した作戦計画を6回も突き返し兵員数を削減したおかげでイラクの米軍は今動くに動けないような状況に陥ったとする記事です。思いこみの強い人間ほど やっかいなものはない。

Donald Rumsfeld aurait ignor・les recommandations du Pentagone (2003.3.30)

ラムズフェルドはペンタゴンの意見 を無視したらしい

ラムズフェルド国防長官は、イラクとの戦争に必要な兵 員数について国防総省の策定した作戦計画を何度にも渡り却下していたらしいことがアメリカの雑誌「ニューヨーカー」で報道された。ニューヨーカーは4月7 日号(売り出しは月曜日)で、ラムズフェルドは少なくとも6回にわたってペンタゴンの専門家が進言した作戦計画を、必要兵員数をもっと少なくするようにと 言って、却下したとの事である。

統合参謀本部は湾岸地域に、更にもう4個師団の配置 と、それに必要な戦車や装甲車を事前に送る事を提言したが、ラムズフェルド長官はきっぱりと却下したとの事である。「彼は誰よりも詳しいつもりになってい る。自分自身ですべて段階におけるすべての決定を行った」とニューヨーカーはさるペンタゴン責任者の発言を掲載している。

責任者の中には、はっきりとラムズフェルド長官こそが 現在のアメリカ軍が弾薬と食糧の極度の欠乏からバグダッドを前にしてこの数日動けなくなっている状況の直接的な責任者であると明言しているひともいる。 「ラムズフェルド自身がこの混乱を作り出した。彼は進駐する軍隊の大きさをどうしても小さくしたかったからだ」、「長官は安上がりの戦争をしたかったか ら」という。

この責任者によればラムズフェルド長官はイラク戦争準 備において二人の人間の助言を聞いた。ポール・ヴォルフヴィッツとダグラス・フェイスであるが、彼等二人は「ショックと恐怖」というドクトリンに凝り固 まっており、精密誘導爆弾で爆撃すれば勝利するのは確実だとの強い思いこみを持っていたという。

ニューヨーカーによれば、国防長官はイラクの抵抗力を 過小評価し、同時にトミー・フランクス将軍が率いるペンタゴン専門家集団の意見も無視したとのこと。フランクス将軍は攻撃はトルコが米軍の領土内通過を認 めてから行うべきだと希望したが聞き入れられなかった。「ラムズフェルドはイラク軍は自己崩壊するとの考えにあまりにも固執していた」と秘密機関の退役高 級将校は匿名を条件に述べている。「これは悲劇である。アメリカ兵の命が失われたからだ」とペンタゴンの戦略について述べている。

この記事を書いたのはサイモア・ハーシュという記者だ が、またある元高級軍人の言葉としてこの戦争は今日袋小路に入ってしまっているとの見解を引用している。トマホークミサイルの多くは費消してしまったし、 航空母艦には精密誘導爆弾の在庫が少なくなっているし、戦車や装甲車や機械類の整備が大問題となりつつあるとのことである。「応援部隊が来るまで持ちこた える事が出来るよう期待するのみ」とこの責任者は言う。国防総省はこの記事について一切コメントする事を拒絶している。

Avec Reuters et AFP



Posted: Mon - March 31, 2003 at 10:08 AM           |  


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