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Le Monde タリバンがアフガニスタンの南東部に戻ってきた


アメリカがタリバンをやっつけ てアフガニスタンを「解放」したのはいいのですが、その後を任された国連はタリバンの逆襲に悩んでいます。外国人は全員が殺害目標となってしまったので事 態は深刻。NGOも動けない。後始末も責任持ってやって欲しいな。

Les talibans sont de retour dans le sud-est de l'Afghanistan (2003.4.6)

タリバンがアフガニスタンの南東部に戻ってきた

人道支援団体は国際赤十字協会の派遣員が殺害された事 で今後とも現地に残るべきか自問している。必要な物資は足らないし警察は無力である。ジョージ・ブッシュが言う新しいアフガニスタンはまだ実現されていな い。

カンダハル特派員報告

イラクに対する爆撃と国際赤十字協会の派遣員リカル ド・ムンギアの惨殺事件は国際人同支援団体は困難に直面している。多くのNGOは人員を削減したり、完全にカンダハルから撤退をしている。このタリバンの 根城では以前から外国人に対するジハードが宣言されてしたのであるが、長年アフガニスタンにおいて活動を続けてきた国際赤十字協会の派遣員にまでも被害が 出た以上もはや例外はないと言う事で事態は深刻に受け止められている。国際赤十字協会はこの23年に渡る戦争機関を通じて一貫して現地に滞在を続けてきた からだ。「新しい観点から三千問題を見直す」と国連のアフガニスタン安全チームの責任者は言う。国連は派遣員を削減しないもののカンダハル周辺での活動は 一旦中止し事態を見守る事になった。

「国境なき医師団」や「飢餓に対する行動」などの NGOはすでに派遣員を無期限でヘラートやカブールに移動させている。国際赤十字協会の活動はアフガニスタン全土で中断されている。外国人は目立たないよ うに潜んで町やレストランにも行かないようにしている。

パキスタンで再組織されたタリバンの出現に加え、イラ クへの戦争発動で、外国人に対する同様の被害が増えるものと全員が危惧している。国際赤十字協会派遣員殺害の現場の目撃者アブヅル・サラムによれば、武装 集団が現れリカルド・ムンギアに20発の銃弾を撃ち込んだが、彼等は自分たちをタリバンであると名乗りタリバンの指導者の名前も言ったとの事。外国人を殺 せとの指示は衛星電話で与えられたと。同時にアフガニスタンにおいては異教徒には協力するなとの指令も付け加えられていると。この目撃者は軍人で政府の公 用車で移動中にタリバンに遭遇し発砲された。とらえられたが4時間に渡る厳しい尋問の後に釈放されたが、厳格な警告を受けた。「お前は異教徒のために働い ている。お前はアフガニスタンの現大統領カルザイの奴隷である。カルザイはアメリカの奴隷だ。今日のところはお前はアフガニスタン人なので警告だけですま せるが、次回はお前を殺す」と言われた。

捜索活動

カルザイ大統領の側近である宗教家の責任者ジャイラニ 師は4月3日にカンダハル北部100キロメートルの町で暗殺された。暗殺者達は小グループの武装勢力で逃走した。暗殺者達はこの宗教指導者の甥で60歳の 人物も殺害した。この人物はカルザイ大統領の帰還を推進した人でタリバンとの戦争に重要な役割を果たした人物である。

国連の安全責任者は「南部地帯を放棄しない事が大切。 もしそれをすると負けた事になる。これは認められない」という。殺害事件の後、国連はアメリカ軍の「空軍力による合同作戦」での支援を求めて、またタリバ ン探索のために二つの作戦を実施に移した。カンダハル北部の山岳地帯での作戦と南部での作戦である。国連は約50人の捕虜を捕まえるのに成功したと言う が、警察の責任者はこれは難しい仕事だという。「山岳部に兵隊を差し向けるとタリバンは隠れてしまう。我々が引き返すとまた現れる」という。

Posted: Tue - April 8, 2003 at 09:14 PM           |  


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