バス追突事故:警察は事故原因は「スピードの出し過ぎ」として処理するみたいだが……


昨日の東名高速バス事故:
東名でバスが玉突き事故 母親と赤ちゃんが死亡 | エキサイト "12日午前10時15分ごろ、愛知県岡崎市の東名高速道路下り線で、大型観光バスが渋滞中の車列の最後尾に追突、計7台が絡む玉突き事故となった。"
さっきのNHKニュースで事故の総括が。速度違反が事故の原因であるという。

渋滞で高速道路の制限速度が50キロメートルに制限されていたにもかかわらず、このバスの速度が時速70キロだったことが事故の原因だったと言う。でも、バスの運転手は、交通渋滞情報の電光掲示板を読むのに気をとられて前を見ていなかったのが原因だった言っている。

あの電光掲示板の記載情報は極めて読みにくい。意味するところがよくわからない場合が多いのだ。つい考え込んでしまうようなことが書いてある。文字数に制限があるため、簡潔明瞭にしようとしてかえって意味不明なことが書いてある。事故を起こしたバスの運転手でなくても、時々考え込んでしまうことがある。

この事故の場合、事故原因はたかが20キロのスピードオーバーではないだろう。高速道路では70キロでも50キロでも全く同じような「のろのろ運転」だ。明らかに「前方不注意」がこの事故の原因である。その前方不注意は電光掲示板の「意味不明瞭」から生じたものだろう。でもそれを認めると事故の原因は警察にあったことになってしまう。ここは「速度違反」にした方がいい、と彼らは思ったのだ。

高速道路における「音声情報連絡」をもっと整備するべきだ。いまの1620ラジオ情報は余りにも場所的に限定されている。高速道路全域でこの情報を入手可能にするべきではないか。ヘンななぞなぞ文字みたいな電光掲示板はやめた方がいい。

蛇足:日本の高速道路の制限速度は現実的でない場合が多い。中央高速なんて全線時速80キロが制限速度。非現実的なので誰も守っていない。多くの人は時速140キロで飛ばしている。法定速度の80キロで走っている(散人みたいな)真面目な人間こそ逆に危険で近所迷惑でみんなの顰蹙を引き起こしてしまう。制限時速がこれほど低い速度に設定されているのは、警察が事故原因の何でもかんでも「速度違反」に結びつけることが原因だろう。ドイツでは高速道路の速度制限はなくみんな時速200キロで飛ばしているが、こんなアホな事故は起きていないようだ。

こういうことにこそ、規制緩和が必要ではないか?

Posted: Mon - August 13, 2007 at 08:55 PM           |


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