なぞなぞ(小泉系):なぜ官邸は格差論議に火を付けたのでしょうか?


今朝の日経「大機小機」で隅田川子が興味深い謎かけをされている。今回の格差論議に火を付けたのは今年1月の月例経済報告だが、これには官邸が関与していたのは明かであるとして、なぜ官邸は格差論議をこの時期に持ち出してきたか、その理由を推理をされている。

次のような理由が考えられると(抜粋):
  1. まず、格差論議はむしろ小泉改革が進んでいることを印象づける。「小泉改革は、格差が目に見えて拡大するほど進展している」というもの。
  2. 第二に、格差論議で小泉改革を批判することは、民主党内で小泉改革を上回る改革を進めようとする人々をも批判することになる。これで民主党内からは小泉改革のライバルは出てこないことになる。
  3. 第三に、格差論議は「ではどうするか」となると、「大きな政府」ということになる。不満に基づき議論しているうちはいいが、解決策を求め始めると「簡素で効率的な政府を」という国民的願望に反することになってしまう。
  4. 格差論議は一見小泉改革を攻撃する有力な材料に見えるが、実はライバルを後退させる役割を果たす。格差論議は総理が仕掛けた罠だったのではないか。

そう深読みするのか! でもあり得ないことじゃないな。

小沢民主党は、農村へのばらまきを公約するはめになった。自民党に勝とうとして自民党との違いを強調しようとすれば、そう言う選択しかなかったのであろうが、自分で自分の手を縛ってしまったことはとてもまずいと思う。守旧派というイメージを自分で作ることになってしまった。

小沢民主党は「靖国問題」を争点に出すのもいいと思うが(財界を味方に引きつけることが出来る)、でも総理はそれを見越していざとなったら福田総裁で行くという「ウルトラC」もオプションとして持っているから始末が悪い。

Posted: Thu - June 8, 2006 at 02:45 PM           |  


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