なぞなぞ(観光系):客が払うサービス料は誰の懐に入るでしょうか?


ホテルとか高いレストランに行くと、料金にサービス料10%が加算されて請求される。日本でも昔はチップ制度だったが、今はこういう制度となっている。で、このサービス料はどう分配されるのでしょうか?

もちろんチップ制度の代替である以上、ウエイターとかの従業員に分配されると思っていたら、違うのでした。全部ホテル側が懐に入れるらしい。この本に書いてあった。↓

ここが変だよ日本のホテル—土井教授のホテル業界改造計画
4900297720土井 久太郎

オータパブリケイションズ 2002-04
売り上げランキング : 298,208

おすすめ平均 star
star勉強になりますよ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

曰く:
明治の頃、帝国ホテルの食堂では客からチップを貰う慣行があった。その後、ウエイトレスの手取額が大学での社員を大幅に上回ったので、東大出の専務がこの慣行をやめたという。(中略)チップのかわりにサービス料10%を貰うことにしたが、一度会社が受け取ったサービス料は、全額がホテルの金庫の収入金として納入されてしまい、(一部の旅館をのぞいて)決して現場で実際働いた人々へのお礼報酬として後から分配されることはない。

これじゃ実質的な値上げじゃないの? こういうことをしているから、おかしなことが進むんだよな。

この本、なかなか勉強になります。先日箱根で某老舗ホテルのやり方にちょっと疑問を感じて読んでみました。ボラれることを防ぐためにも、ニッポン人必読。

Posted: Fri - November 11, 2005 at 10:53 AM           |  


©