なぞなぞ(漢字系)「“他山之石”とはどういう意味でしょうか?」


今日の日経「漢字コトバ散策」で興善宏氏が書いている。この問いかけを日本の若者にしたら、半分ぐらいが間違ったという。でもこの「間違いの回答」の方が、現代中国語の意味に近いというのだ。

われわれの世代にとっては「他山の石」とは「他人がやる下らない言行でも自分のよい ところを磨くツールとして使える」というものだが、これは朱子の用例だという(『詩経』)。これが日本に広がって、現在でも(大人の間では)通用している わけだが、現代中国語ではもぅこの朱子的な使い方はされず「他人の言行を自分の行動を改めるために使う」という意味で使われ「他山の石」とは「他人がする よいこと」とのニュアンスがあるとのこと。魯迅もこういった使い方をしているらしい。

ちなみに、日本で言う「他山之石」は現代中国では「反面教師」という言葉で代替されているとのこと。

一衣帯水、同種同文なんか言っているけれど、コミュニケーションでは言葉が似ているだけに思わぬ落とし穴も。お互いに努力だな。

Posted: Sun - July 24, 2005 at 06:04 PM           |  


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