Opinion 10月分視点コラム


10月に書いた各種コラムのうち時事問題に関連するコラムを「視点コラム」として収録します。

Quotation /選択肢の幅が極めて狭い総選挙(リチャード・クー)2003.10.27

リチャード・クーは言いました(月曜メモ 2003.10.14)
エコノミストとして残念なのは、現時点で自民党、民主党の両サイドとも全くマクロ経済政策と言えるものはなく、ミクロの構造改革の話しかないと言うことである。

その通りだ。規制緩和ばっかり唱える「正義の味方」が多すぎる。一億総ヒステリーだな。



Quotation /「企業はGDPの5倍成長を」GE会長 2003.10.25
日経フォーラム「世界経営者会議」2003.10.20 でGEのイメルト会長はいいました:
低成長時代でも企業には収益の伸び率をGDP成長率の5倍にすることが求められる。

もっともな主張である。でも全部の企業がこれをやるとどうなるのか?


Quotation /「長生きリスク」以外は自己責任(橘玲)2003.10.23

日経新聞「日曜日の人生設計」2003.10.19 で橘玲はいいました。
平均寿命を越えた時点から年金を支給すればいい。想定可能なリスクは自己責任で管理すべきだ。

年金は自己責任でという観点からの主張だが、「長生きリスク」は国がもつと言うのはとてもよい考えだ。


10/18 Today ゾルゲ逮捕 (1941.10.18) 2003.10.18

昭和16年10月18日、ゾルゲ、スパイ容疑で逮捕される(ゾルゲ事件)。ゾルゲとは「歴史を変えたスパイ」とたいへん評価の高いスパイだ。彼のやり方はどんなものだったのか。



Quotation /「菅・民主党は女性にモテない」2003.10.16
Yomiuri Weekly (2003.10.16)
民主党議員はカッコいいけど、女性に人気がない。世の女性は、少しぐらい乱暴でも、給料が多いような現実的な男を好む。だから自民党に支持がある。(上田清司・埼玉県知事)

そんなもんなんですかねえ。「なぜモテないかわかった!」とはたと膝を打つ人も多いのでは?


Nikkei/「早くも景気下降を示す電力需要」2003.10.13

今朝の日経「景気指標」欄で注目すべき分析が掲載されている。
大口電力(大口電力カーブ)で見るかぎり景気拡大は十四ヶ月で終わり、早くも後退期だ。

この大口電力カーブという指標はあまり一般に注目されることがないが、非常に有効な指標である。今回の景気回復は極めて弱いものでしかないという散人のかねてからの主張を裏付けるものである。


Quotation /「創造力は思いつきと違う」(榊原英資)2003.10.13

榊原英資は言いました(今朝の日経新聞「領空侵犯」):
創造力は思いつきと違う。既存の知識の組み合わせを抜本的に変える能力が創造力なんです。古今東西の天才はみな膨大な知識を蓄えたうえで、仕事をしています。

文部省のゆとり教育を批判しての発言。その通りだ。またこういう知識は Google なぞでは決して入手できない。



週刊朝日「小泉首相と外務省は国を売った」2003.10.8
10月17日号の週刊朝日に「小泉首相と外務省は国を売った」と題して小泉首相のイラク政策を批判して首になった天木直人大使のインタビュー記事が出ている。読むべし。ショックだったのはイラク開戦前に行われたシラク/小泉の電話会談の記録が披露されていること。この電話会談での小泉発言は日本の恥だ。


NHK BS /「地球に好奇心、トルコ人家族の里帰り」感動! 2003.10.4

今晩の NHK/BS 「地球に好奇心」の「トルコ人家族の里帰り」はとてもよかった。グローバル経済における真の意味の経済協力とは何か、決してODAなんかではないことを教えてくれる。


NHKニュース「外来種」 持ち込み禁止へ 2003.10.3
日本の生態系を脅かしている外来種の動植物について、環境省は国内への持ち込みを原則として禁止する方針を固め、ブラックバスやアライグマなど特に影響のある27種類を中心に持ち込み禁止にする種を絞り込むことになりました。

気持ちはわからないでもないけど、背後に「純血主義」の臭いがするぞ! 異種を積極的に取り入れることで日本列島の生態系は多様なものになってきたのではないか?

Posted: Thu - October 30, 2003 at 04:29 PM           |  


©