Kafu School News
No15『濹東綺譚』生原稿3000万円入札不調
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News
によれば:
<引
用>
2003
年07月20日(日)
永
井荷風の代表作入札者なし 入札最低価格は3千万円
作家
永井荷風の代表作「☆東綺譚」の生原稿が20日、東京・神田で開かれた「明治古典会古書大入札会」に出品されたが、入札者がなく、取引は成立しなかった。
入札を委託された古書店によると、生原稿は1937年の新聞連載のために荷風が自ら清書した完成原稿。今回の入札最低価格は3000万円だった。(注)☆
サンズイに墨
<引
用終わり>
どう
した、荷風ファン。元気がないぞ!
稀覯本で一番高い値の付く近代
作家は永井荷風である。ちょっとしたものでも500万円程度の値が付いている。でもこの自筆『濹東綺譚』3000万円はやはりさすがに高かったのか入札は
成立しなかった。一時であれば落札する人がいたと思うが、なにぶん不況はきびしい。寂しい哉。
紀
田順一郎の『神保町の怪人』
はこのような稀覯本に常軌を逸した執着を寄せる男女を扱った小説である。面白いですよ。古本をめぐって殺人事件まで起こる。今でも神保町では、このような
「怪人たち」が群れをなして彷徨しているのだ。(ちなみに紀田順一郎のHP「紀田順一郎のIT書斎」
はとても勉強になりますよ)。
この本の表紙写真にでている「荷風人形」は石塚公昭氏の製作によるもの。同氏のホームページも一見の価値あり。
個展が来月横浜で開かれるとのこと。今朝、案内をいた
だいた。
<引用>
〜8月10日(日)より横浜ランドマークタワー(最寄り駅桜木町)3F遊歩廊にて人
形と写真を展示しています。江戸川乱歩・永井荷風・谷
崎潤一郎・稲垣足穂・寺山修
司・泉鏡花・ジャン・コクトー・宮武外骨の人形と写真
です。お近くにお立ち寄りの
節は。
人形制作・写真 石塚公昭
<引用終わり>
世の中に「変人・奇人」が少なくなると詰まらない。で
も政治家に「変人」は困るな。
Posted: Sat - July 26, 2003 at 01:06 PM
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