スマトラ沖地震と津波……日本は「前代未聞」の復興支援をするべきだ


スマトラ沖地震、死者数は1万4425人に | Excite エキサイト : ニュース

新潟中越地震でかまけている場合じゃないと思う。数字というものをもっと冷徹に考えよう。桁が違うのである。

われわれ日本人は、海の向こうのことには自分とは関係のない人ごとであるように考えてしまうクセがある。海外の災害については「日本人の犠牲者はいるのかどうか?」が第一の関心事となり、日本人が犠牲とならなければいなければ自分とは関係ないこととして忘れてしまうのが普通。

今回のスマトラ沖地震では「幸いにして」多くの日本人観光客が犠牲になった。新潟中越地震の被害者数よりはるかに多いだろう。イラクの日本人人質に対して罵詈雑言を吐いたネットウヨは同じように「あんなところに気楽に休暇に言っていたやつが悪い」とかなんとか嫉妬丸出しのトンチンカンのことを言うのかも知れないが、彼らは一生懸命働いて、自分で稼いだお金で、自分の労働へのご褒美として休暇を楽しんでいた人達である。モルジブまで休暇に行けなかった連中が彼らを嫉妬の対象とするにしても、嫉妬する方の品性が劣悪。日本の勤勉で生産性の高い勤労者が犠牲になっているのだ。またそれよりはるかに多数の現地の人達の苦境は計り知れない。

地球はどんどん狭くなっている。我々日本人都市生活者は、日本の農村への依存以上に海外の農村に食糧を依存するようになっている。生活の癒しも、日本の地方にではなく海外のリゾート地の方に求める生き方がもはや主流だろう。まったく他人事ではないのである。

NHKはようやく今日の夕刻になってはじめて「スマトラ沖地震義捐金」の受付をはじめた。今後NHKとして果たして新潟中越地震並みの連続番組を提供するのかが注目されるところだが、とにかく彼ら犠牲者は日本の繁栄にいままで直接貢献してきた人達だ。日本人が今後とも豊かな生活を送れるためにも、今回はまさしく「前代未聞」の復興支援を行うべきだ。そのお金は、国内利権団体に回すドブに捨ててしまうようなお金ではなく、生きるお金となる!

Posted: Mon - December 27, 2004 at 08:47 PM           |  


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