日経:中国で住宅ローンの規制「返済額は月収の50%以下に」


焦げ付き防止のためだと云うが、50%とは驚いた。そんなに無理をしているのかと不安になったが、はるかに豊かな日本でも同じような状況だということに気がついた。

例えば生涯収入が2億円のサラリーマンがローンで5000万円のマンションを買うとしよう。金利にもよるが全額ローンの場合、返済金額は金利を含めると1億円ぐらいになるのではないか。生涯収入の半分である。その他に税金がある。

要は、サラリーマンが一生懸命働いて稼いだお金の半分は、金貸しと土建屋それに地主に持って行かれると云うことだ。

昔は「五公五民」と云って、年貢が収入の半分を超えると一揆が起こるとされた。都市一揆が怒らないのが不思議。日本のサラリーマンは辛抱強いと感心する。

ちなみに、金利については国際水準との平準化が進んでおり、日本の金利は世界的にも一番安い。住宅価格については国際価格への平準化は遅れているが、徐々に下がりつつある。問題は土地価格。下がったとはいえ、まだまだ突出して高い。

公共事業での談合が問題になっているが、土地の供給サイドにも問題があるのではないか。長谷川徳之介の試算によると都市近郊の遊休農地が宅地に変換されただけで、地価は二束三文に暴落するとのことだが、なかなか現実には起こっていない。農家をして農地を絶対手放さないようさせている日本の農政に問題がある。


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Posted: Sat - September 4, 2004 at 11:07 AM           |  


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