従軍慰安婦問題での米国議会の決議……なぜニッポン政府の姿勢がこれほどまでに世界を刺激するのか?
選挙が終わるのを待っていたのは政治的に利用されたくなかったからだと言う。これは米国の良心だろう。この問題は、選挙なぞと言う近視眼的な問題ではなく、もっと本源的な問題であるからだ。
ネットを見ると、なんで原爆を落としたアメリカにこんなことを言われなあかんのだ、と激高している人がいた。心情的には理解できないこともないが、そういう捉え方こそがそもそも問題なのだ。老婆心ながら当たり前のことを二三。
安倍ニッポン政府は、今になって、歴史を書き換えようと躍起になって「ニッポンはそもそも美しいのだ」というキャンペーンを広げている。それが国際社会に懸念を呼び起こしている。数千万人の死者を出した先の世界大戦の教訓は、全体主義・ナショナリスティックな政権は危険であるということだ。狂信的な「国民一億総火の玉」政府は飛んでもなくおぞましいのである。イランやアルカイダを見るまでもない。戦前のニッポン政府は、飛んでもない政府だった。誰がなんといおうと、とてつもなく危険で、野蛮で、抑圧的な政府であった。そのおかげで(ナチスとの連携もあり)世界で数千万人もの命が犠牲になった。悪い奴は悪い、ほんとうならば皆殺しにするべきであったが、へんに人道主義に影響されていた米国政府はそれをやらなかった。それをしなかったばかりに、またぞろアホなことを言い出す政権がニッポンに出現した。こういう認識なのである。
悪玉ニッポンを突き進めたのが薩長政府。その正統的後継者が今の安倍晋三。安倍晋三は、その歴史を無理やりねじ曲げて「ボクちゃんたちは正しかった」とする歴史認識を子孫に伝えようとして「美しい国」という政治スローガンに躍起だ。チンギスハンの時代だったら、皆殺しされていてしかるべきだった責任者である部族代表が、一旦許して貰って生き長らえたが、その後数十年経って自己正当化の政治活動を再開したと言うこと。これは幾らなんでもこれは非道い、こういう風に米国では捉えられているし、ニッポン国内の犠牲者の一人としては、その通りだと思う。
薩長「軍国」政治の犠牲者となり無理やり多大の犠牲を払わされた普通の日本国民が、今になって彼ら薩長軍国主義政府が作り上げた「ニッポンは美しい」という美味しそうな餌に食いついてマスターベーションにふけり、その快感ゆえに自分(都市住民)の利益を無視してNHK番組に洗脳され「美味し〜」と絶叫して高いニッポンの農産物を喜んで買い、薩長イナカ利権構造である「美しい国」へのみつぐ君の立場に陶酔し、ナショナリズムを高揚させ、それが国際社会の顰蹙を買っていることは、ホントにアホだと思う。
Posted: Thu - August 2, 2007 at 08:19 PM
|