日経:自然に優しい都心回帰


今朝の日経一面の記事。田中角栄が掲げた「国土の均等ある発展」と「田中角栄型システム」の呪縛からの離脱が今こそ求められると。大賛成。

要点メモ:
  1. 青森駅前の商店街は人でにぎわっている。人通りは2000年に比べ1.5倍。郊外の自宅を売り駅前に引っ越す人が増えている。高齢者なども駅前に移り住むようになった。どんどん増える見込み。
  2. 青森市の「コンパクトシティー政策」のおかげ。経済界出身の市長が10年越で取り組んできた成果。都心集中・回帰誘導型の政策が成功した。
  3. 日本のサービス業の生産性は欧米に比べ半分程度と低い。コンパクトシティーは集約化で人を引きつけ,生産性を引き上げる。それがまた成長を呼ぶ好循環。
  4. 「生産性の高い都市部への人口流入は自然の流れ。人為的にゆがめてはならない」(JPモルガン増田氏)
  5. 一方,全国町村会長の山本氏は「農山村地域を見限るのか」と猛反発する。自民党内部でも「格差是正」を大義名分とした国からの予算配分への期待はなお根強い。
  6. 地方への目配りが政治の役割の一つであることは間違いないが,手段は旧態依然の公共事業である必要はない。「田中角栄型システム」の呪縛からの離脱が必要。
  7. 国際基督教大学の八田達夫教授は「都心集中で効率を上げ,公共事業は道路などから郊外の自然保護に軸足を移す」ことを提唱する。

同感。散人も同じようなことを書いた:

NHK:豪雪の被害がたいへん……でも、なんであんなところに人が住む?

いいことを書いたつもりだったんだけれど,はてブ などでは評判が悪かったみたい。わがニッポンではなかなか正論が通らない。

Posted: Sat - December 16, 2006 at 04:38 PM           |


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