Washington Post : 釣りの生き餌に替わる「人工生き餌」が開発された!


コメント欄で Chosei さんに教えて貰った。この記事:
Wormed Out: "Fishbites, the fast-selling bloodworm challengers, came out last year and have since taken a sizable chunk of the bloodworms' business in bait and tackle shops along the Eastern Seaboard. Resembling strips of pink bubble gum, Fishbites are infused with chemicals that mimic the scent of the real thing."
Bloodworm というのはアカムシのこと。天然物のアカムシと同じ効果があるという。

釣りが一般人に受けないのは、気味の悪い虫をエサに使うから。でも、この新製品とは風船ガムと同じような「清潔」な工業製品。アカムシと同じ効果があるという。おまけに釣りブームにつけ込んで天文学的な値段をぼるようになったアカムシ「生産者」に比べて10分の1以上の安さ。これこそ文明の進歩じゃないか。

アメリカじゃアカムシは一匹1ドルの高値だという。生産効率が悪いからだといって「アカムシ生産者」が暴利を貪っているから。だからこそ、それに対する挑戦者が現れた。暴利も貪る産業は、常に最新科学技術からの挑戦を受ける。これこそ資本主義・市場主義。

国際価格に比べて異常に高い日本のコメについても同じようなことが言える。昔は「人造米」というのがあった。安い小麦粉かなんかでコメと同じようなものを作り出したものだが、当時はまずかったので商業的には成功しなかった。でも、現代の最先端技術でやってみれば、コメとそっくりのものが人工的・工業的に安く生産することも可能じゃないか。これこそ世のため人のための科学技術である。日本経済全体としては膨大か効率化が期待できる。

でも、日本の科学者・インテリはニッポン農村至上主義イズムの犠牲になっているためか、このような研究に生涯を捧げようとはしない。で、ニッポンの消費者は「アカムシ一匹に一ドル」的な余分の費用を日常的に継続的に支出することを強いられ、日本全体の経済効率を悪化させ、ニッポンは中国などの近隣国との経済競争に負けつつある。日本国民としては、悲しいことである。

Posted: Mon - August 7, 2006 at 09:32 PM           |


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