Washington Post /
政権内部からもブッシュの間違いを指摘する暴露本が発表された!
3月22日付ワシントンポスト。「ブッシュ側近がブッシュの9・11対応の間違いを指摘する本を出版」と題する記事。これ読むべし。10年間にわたり、レーガン、ブッシュ(父)、クリントン、ブッシュJRと、歴代大統領に仕えてきた国際テロ対策の最高責任者が、ブッシュJRが如何にいい加減だったかを具体的に指摘する本を出版した。9・11直後のブッシュやウォルフォヴィッツの発言がそのまま引用されており、なまなましい。ぜひ原文を上のリンクでお読みください(W.Post
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本の著者はリチャード・クラークというひと。国際テロの専門家で、レーガン、ブッシュ(父)、クリントン、ブッシュJRと、10年間にわたり歴代大統領に仕えてきて、9・11事件当時、ブッシュ政権の国際テロ対策の最高責任者だたひと。昨年辞任して今回の本を出版した。要はブッシュとその側近達は、9・11事件はサダム・フセインが仕組んだものだと、頭からそう思いこんでおり、いくらそうではない、これはアルカイダだといっても信じなかった。またブッシュは大統領になった直後からアルカイダの危険性を軽視して対策を進言しても何の対策もとらなかったとするもの。以下抜粋:(9・11事件直後)
ブッシュ:サダム・フセインがやったのかどうか、徹底的に調べろ!
クラーク:しかし大統領閣下、これはアルカイダがやったことです。
ブッシュ:わかっとる、わかっとる。でもサダムが拘わっているかも知れん。とにかく調べろ。どんな小さな証拠でもいい。
ブッシュ:(CIA、FBIとホワイトハウスのスタッフもサダムとの繋がりは一切ないといっていることを指摘されると、いらいらした声で)とにかくイラクだ。サダムを調べろ。
また、ラムズフェルドはいう:
ビン・ラディンがいるアフガニスタンを攻撃しても(ぶっ壊すのに)ろくな爆撃対象もないではないか。それよりイラクに爆弾を落とせ。
著者はいう:
ブッシュは、米国に対するテロをやっている国ではなく、関係のないイラクを攻撃することで、同盟国との亀裂を招き、アラブの友人を失い、米国が監獄にぶち込んだり殺したりしたテロリスト以上の数のテロリストを生み出してしまった。
それは、まさにオサマ・ビン・ラディンが遠くの高い山の上から「イラクを攻めろ、お前はイラクを攻めなければならない」とブッシュに遠距離マインドコントロールをかけたかのようであった。
最後のこの一節には笑えてしまいました。思いこみの強い人間ほど仕末に悪いものはない。蛇足ですが、国際政治は上品な国際関係論をいくら勉強してもわかりません。上記のブッシュやラムズフェルドなどの会話を見てもわかるように、もっとどろどろした人間くさいものなのです。人間関係と同じと思った方がいい。
Posted: Mon - March 22, 2004 at 05:35 PM
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