都民の生活は下位グループ(東京都調査)……かわいそうな東京都民


Sankei.web によれば:
東京都は17日までに、独自に生活の豊かさを試算したところ、47都道府県のうち29位と下位グループに属するとの調査結果をまとめた。(中略)都は、住宅の広さや公園面積など14項目を指数化して比較。都市公園面積や住宅平均面積は最下位だったほか、住宅や土地のための負債額が44位、刑法犯罪認知件数が40位など生活環境面の項目は下位だった。石原慎太郎知事は9月都議会の所信表明で、「都民1人ひとりに着目すると、生活の質は豊かとは言えない」と指摘。国の大都市への重点的な投資を訴えている。
かなり政治的な調査結果の発表だが、実感に一致している。

東京の利便性はいうまでもないが、それを享受するにはお金がかかる。つまり居住環境にも安全も市場を通じて購入する必要があるのだ。ただで手に入る公的サービスだけを比較すれば、東京の生活環境は劣悪。それにもかかわらず東京都民は自分たちが払う税金のかなりの部分を地方に持って行かれてしまう。でも殆ど文句も言わずひたすら地方に貢ぎ続けてきた。

戦後の経済発展の過程で、東京に急速な人口流入が続き、東京に住む人の相当部分が地方出身者が占めたことが背景にある。自分の街だという意識が少なかったためだ。でも日本経済もこの20年安定化が進んだ。東京の住民も「東京出身者」が大部分を占めつつある。都民は自分が払う税金に見合う公共サービスを求めつつある。いままでのように東京都民は「ふんだくりやすいみつぐ君」ではなくなっている。石原都知事もこの流れを察知している。

Posted: Mon - October 18, 2004 at 02:55 PM           |  


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