20年引きこもりの末、両親を殺害……36歳の無職の男


このニュース。日経にちょっとした解説があったが、厚生労働省の調べでは引きこもりの三人に一人は30歳以上だという。全国の引きこもりの数は数十万から百万人といわれているとのこと。これは経済的にはどういうことを意味するのか。

まず、これらの人達は生産的な仕事に就かないので、社会的なロスだということがいわれる。たしかにそうだが、この人たちは所得を稼がないので、生活保護を申請しない限りは財政の負担とはならない(生活保護の申請は簡単に認可されない)。必要最小限の消費はするだろうからちゃんと消費税は払ってくれる。労働市場に出てこないので、よほど有効求人倍率が高くならない限り失業率の押し下げ要因ともなる。絶対的全国的に労働力が不足すれば外国人労働者でも代替できるし、結局、それほど有害なものでもない。やりたいやつは勝手に引きこもりをすればいい。

もちろん彼等を扶養しなければならないご両親にとっては(引きこもり男を作ってしまったのは自分たちの教育が悪かったとはいえ)たいへんだ。今回の事件でも親の年金20数万円で引きこもり男を含めて一家三人が食べていたという。でも両親を殺してしまったのでその年金もなくなった。刑務所から出てきたらどうするつもりだろう。いよいよ引きこもりから卒業しないと食べられなくなる。引きこもり男にとっては刑務所から出てきたときが一番の試練となるだろう。

いいたいことは、引きこもり問題は、社会問題として考えるより、厳しいようだが家族の問題として突き放して考えた方がいいと言うこと。たいていの場合、引きこもりをする人間は無理やり社会に出しても周りの人間の足を引っ張るのが通常。それは家族の問題を無理やり社会問題に拡散してしまうことにもなる。

引きこもり人間は、インターネットなんかで「社会的進出」といってストーカーまがいのことをして皆に迷惑をかけるのではなく、自分の家でおとなしくしていてほしいと思う。

Posted: Wed - October 20, 2004 at 02:49 PM           |  


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