江沢民・中国軍事委主席、19日に辞任……ちょっと甘ちゃんでよかったんだけどな〜。


江沢民がいよいよお終いになった(ここ)。あれだけ単純で、気がよくって、気の弱い人物が中国の指導者から退陣するとなると、やっぱり残念である。いよいよ実力リーダーの時代になる。日本もうかうかしてられない。

昔(十年ぐらい前になるか)、江沢民を個人的に知るCSISの研究員(ダグラス・パール)が、江沢民ほど人間的に弱い政治家は知らないと言ったことが印象的だった。たしかに江沢民は、文化人と教養人を気取る余り、政治的にはそれほど迫力がなかったのは事実だ。

トウ小平などの、昔の実力者が、後継者として一番無難で無害な人間を選択した結果が、江沢民だったのであろう。中国13億人の代表者としては余り迫力がなかったことは事実としても、人間的には、弱点もあり、好感の持てる人物であった。まあ、昔日本軍の軍用犬に噛まれたりなんかして、それにこだわってたところもあったけどね。

これでいよいよ中国は新しい世代が指導する時代に入った。実務的能力にすぐれた能力のある人物が実権を握る時代になるのだ。選挙なぞのムードによるいい加減な選別ではなく、共産党内部のエリート中のエリートを選別する苛烈な競争に勝ち残った一癖も二癖もある人間たちが中国をリードする。こわいね。

それに対して、日本の指導者は国民最大多数の支持を得ることがその条件となっているから、どうしてもポピュリストがなる。だから国内の既得権益に対して、なかなか果敢な行動に移せない。そういう優柔不断な政治風土には、一国民として、不安を覚えざるを得ない。

日本の政治家も、実力主義で苛烈な競争と選別で選ばれないといけない。国際競争に置いてきぼりを食ってしまうのではないか。

Posted: Sun - September 19, 2004 at 10:04 PM           |  


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