ピーター・ドラッカーの「私の履歴書」の連載が今日で終わった


この連載は感動的だった。吾が輩みたいな教養のない人間が総括するのは気が引ける。今朝の日経春秋子が総括されているので、それをご紹介:
教授も第二次大戦を逃れて米国に渡った欧州の第一級の知性の1人だった。彼らに自由な活躍の場を与えた米国の懐の深さを改めて思う。その米国が「9・11」以降、入国管理を強め門前払いされる異邦人が増えた。歴史家の目も持つ教授の“内向きの米国”評を聞いてみたい。
付け加えることはないけれど、ひとつだけ、日本はどうなのだ!

日本に世界の「第一級の知性」がどんどん來ないのは、いろんな理由が考えられるけれど(それについては官僚の作文を読むがいい)、根本的な問題として、日本人の「外人嫌い」がある。熟練労働者であろうと非熟練労働者であろうと、日本人大衆は外国人が嫌いなのである。彼ら外国人嫌いの日本人だけに任せて日本が発展するのなら言うことはないが、大河ドラマ的「日本美しい論」に陶酔して自己満足に浸るだけの人間に、あまり日本の将来は任せられないと思うし、実際うまく行っていない。

何故日本人が外国人嫌いなのかというと、利用できる人材は、自国人であれ外国人であれ、どんどん利用しようと言う、古代中国なんかにあった「貴族的」な考え方が日本では欠落しているため。額に汗していまある現場で働く人間こそ国の大元だという「二宮尊徳的な」考え方で、日本国が成り立っているからだ。日本がこのような「土民共産主義国家」に留まる限り、日本の将来はないな。

Posted: Mon - February 28, 2005 at 06:07 PM           |  


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