仏カルフール、イオンに全8店売却へ・4年で日本撤退……日本消費者はやっぱり農協の宣伝の犠牲者なのかな?


今晩の日経。低価格志向が日本の消費者に受け入れなかったというのが理由だが、わざわざ高い「こだわり」の商品を買うというのにどんな意味があるのだろう? 考えさせられるな。

カルフールはそれを考えて、わざわざ「値段・品質レイシオ」意識の強い関西に重点的に出店したけれど、それでも失敗。日本の消費者(主婦層)の、いわゆるこだわり「品質」意識のつよさに、あらためて感心。あまり食い物にお金をかけるのは、かっこよくないんだけれど、日本はまだまだ発展途上国だな。

生産性でどうしようもなく立ち後れてしまった農協が、唯一拠り所にしているのが「安全神話」。いくら高くても「安全で、品質がいい」という神話を振りまいて、自分たちの食い扶持を確保しようと躍起。マーケット戦術としては、わからないことはないけれど、これほど簡単に消費者がだまされてしまうとは「想定外」だったな。

農協を見くびってはいけないという教訓かも知れない。なにせ彼らには資金力がある。大衆の嗜好操縦など、お金をかけて宣伝すればお手の物なのである。かくして都市住民は農村にボラレ続けることとなる。

日本に於いては、農産物の調理技術が未熟であると言うことも一因かも知れない。素材にあまりにも依存した料理技術しか開発されてこなかったのだ。安い素材をいかにして上等の料理に調理するか、これこそが料理技術であるのだけれど、それがない以上、料理はバカダカイ「素材」だけに依存することとなってしまう。悲しいかなである。

Posted: Wed - March 9, 2005 at 09:22 PM           |  


©