土志田征一氏が亡くなられたとのことだ(2007.10.11)


今晩の日経「追想録」で知った。元日経センター理事長だが、元経企庁内国調査一課長といったほうがぴったりするだろう。イナカ出身の官僚が蔓延る霞ヶ関ではめずらしく都市部出身のシティーボーイだった。素晴らしく頭がよかった。おかげでイナカ利権がドロドロと絡む霞ヶ関官僚の世界では、思うにまかせないことも多く、ご本人も不本意だったと思う。ご冥福をお祈りしたい。

今夜の日経の追想録は日経の大林尚編集委員が書かれている。知らないことが書いてあったので引用:
退官の直前、調整局長として編成にかかわった97年度の政府予算案は、自民党族議員のごり押しで整備新幹線の新規着工が盛り込まれた。「首相主導で着工凍結を宣言すれば、株価も跳ね上がるんですけどね」とぽろり。行政官ではなくエコノミストの顔だった。

土志田さんもやっておれない気持ちだったのではないか。こういうイナカへのバラマキがニッポン経済を心底ダメにしてしまったのである。もはや打つ手はないと、正直思う。

Posted: Fri - November 2, 2007 at 10:07 PM           |


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