ハクチョウは、土着種も外来種も、みんな仲良し


山中湖に住みついているコブハクチョウの群れの中に、シベリア渡来のコハクチョウが一羽。写真:
山中湖観光情報気まぐれブログ Weblog: コハクチョウ: "12月末に見かけてしばらく気付かなかったのですが、きのう撮影した場所で、コブハクチョウの中にいるのを見つけました。"
写真を拡大してみると、一番手前のが確かにコハクチョウ。

嘴がまっすぐなのがコブハクチョウと違う点。コブハクチョウは後ろのハクチョウで嘴の上にコブがある。

さてどっちが土着の種かであるが、夏からずっと住みついているのがコブハクチョウで山中湖には大量にいる。コハクチョウは冬になって遠くから飛んできたもの。その意味ではコハクチョウがよそ者だが、「本来」の土着種はコハクチョウ。昔々からずっと日本に渡ってきているハクチョウだ。一方のコブハクチョウはヨーロッパ大陸にしかいなかったハクチョウだが、山中湖を白鳥の湖にするという構想の下に近年になってから大量に持ち込まれたもの。日本全国にも動物園から逃げ出したものとかが繁殖し、いまやすっかり嫌われ者のイメージすらある(日本人はブラックバスとか移民労働者とかの外来種が嫌いなのだ)。

でも、もともとハクチョウは渡り鳥だから、彼に国境の感覚はない。コスモポリタンだ。コブハクチョウもコハクチョウも一緒に仲良く氷水で水浴なのである。

Posted: Thu - January 12, 2006 at 03:42 PM           |  


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