山中湖の一日には「四季」があることなど


最近、日中に外出するのがちょっとおっくうになっている。いつも昼前には下に降りるのだが、暑いのである。気温はそれほどでもないのだが、直射日光がきつい。そのくせ夕方になると、がくんと気温が下がる。

いまの時間になると、完全に秋モード。長袖シャツとジャージーの長ズボンに大急ぎで衣替えだ。夜は雨戸を閉めて布団にくるまって寝る。窓を開けていると風邪を引くのだ。朝になるとまた春モード。昼間の日向は真夏モード。一日の中に春夏秋冬が存在する。「クエンチアンドテンパー(焼き入れ焼き戻し)」を毎日やっているみたいなもんで、体に応える。

この感じどっかで経験したなと考えてみると、メキシコシティーの気候だ。あそこには四季はないが一日の中で四季がある。日中は暑いが、夜になると暖炉に火を入れる。でも体に応えることはなかった。なぜか。そう服装なのである。

先ずでっかい帽子。これで直射日光から頭部を守る。それから太めの毛糸で緩く編んだジャケット(メキシカンジャケット)。あれは暑いときには涼しく、気温が下がると暖かい。ポンチョも便利。高地には高地なりの生活の知恵があるのだ。

山中湖でもその気候風土に即したファッション服装を工夫したらいいのになと思う。昔はあったんだろうがいまはなく、みんな東京と同じ恰好をしている。これは日本全国でも言えるのではないか。地方興しとかなんとかいっているが、結局、画一的で同じようなことしかやっていない。まず地方地方の気候風土にあった機能的なファッションを開発し、服装を見ればどの地方の人間かわかるという程度にまでやらないと、ユニークな地方文化も育たないのじゃないか。

Posted: Tue - August 21, 2007 at 06:31 PM           |


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