山中湖:レストラン「はなまりも」とキッチン「樹林」‥‥これぞ日本食の基本 !


「日本の食の基本は、カレーライスとトンカツ、それに煮物」とは吉本隆明の言。最初読んだとき、何たるトンデモ発言かと思ったものだが、よく考えてみるとその通りだ。家庭料理とはだいたいこんなもの。それも三ついっしょに出てくるのだ。散人は大学に入ると同時に実家を離れ、さらに結婚した相手が外国人だったため、考えるとずいぶん長い間こんな「基本的日本食」を食べていないことに気がついた。急に懐かしくなって、昨日今日と、この「日本食の原点」を求めてうろうろした。見つかりましたよ!

レストラン「はなまりも」

山中湖情報創造館に「ごはんを食べにいらしてください」とのチラシが置いてあった。場所は長池の芙蓉台別荘地の一角。ごく普通の家だが、「コッテージ・ペンション・レストラン」との看板があり、靴を脱いで上がると食堂で「ごはん」を食べさせてくれる。出てくるものは、まさに多国籍料理。中華風、メキシコ風、日本風、洋風の品々が小鉢で出てくるのだが、「アンサンブル」では、世界中で日本でしか食べられないというこれぞまさしく「日本の家庭料理」。感激した。お母さんとそのお母さんの二人でやっている(旦那さんも手伝っているのかな)。この3月にオープンしたという(0555−65−6046)。


キッチン「樹林」

旭日丘別荘地の一角。これも図書館にチラシが置いてあった。湖周道路の10番ゲート(山中湖写真ギャラリーに入る道)を入って400メートル。これも全く普通のお家だが、普段の食堂をそのまま営業に使われている。奥様が接客、旦那さんが支度。これもまさに吉本隆明流の食事だ。またまた感激。ただ冬になるとあの辺りは積雪がひどく営業停止となる。でも、予約すればOKとのこと(0555−62−2809)。雪道に自信のある方はどうぞ。


雑感:

ひさびさに「日本の家庭料理」を満喫した感じ。でも、ああいうものを準備するには大変な手間ひまがかかるだろうなとちょっと気の毒になった。三度三度ああいう多種類の品を準備するとなると日本の主婦の仕事は大変である。とても共働きでは不可能だ。その上子供ができると今度はお弁当まで「吉本流日本食の基本」で「彩りよく」作らねばならない。女性の長時間労働は当たり前という昔はともかく、現代日本ではとてもやってられないなとの気分になるのも分かる。少子化になる訳じゃ。

思案熟考の上、散人が考えついた「少子化対策決定版」。日本の家庭料理をもっとシンプルなものに戻そう(例えばウーウェン先生のレシピ)。政府もエラソーに国民に「食育」をするというなら、そのへんに焦点を当てるべきじゃないか?

Posted: Sun - November 26, 2006 at 05:00 PM           |


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