NHKクローズアップ現代:「中国に資源ゴミが買い取られてしまう」と危機感を煽る!


NHKは例によって「中国にやられてしまう、たいへんだたいへんだ」と大騒ぎしている:
クローズアップ現代 NHK : "崩壊するリサイクル〜資源ごみ 中国流出の衝撃〜 日本が官民をあげて培ってきた「リサイクル」のシステムが今、中国のマネーパワーによって根底から揺さぶられている。今年発覚した製紙メーカー各社の再生紙偽装。その背景には、日本の古紙を中国企業が途方もない高値で買い集め、日本の製紙会社が「買い負ける」資源争奪戦の実態がある。さらにペットボトルなどの資源ゴミも中国への流出が加速。日本の再商品化業者が相次いで倒産し、国内リサイクルの輪が断ち切られる恐れが強まっている。空洞化が進む日本のリサイクル業界。一方、低賃金による人海戦術と最新の技術導入を梃子に、リサイクルビジネスの覇権を狙う中国。二カ国の実態をルポする中で、希少化する"ごみ再生資源"をどう確保していくのか考える。"
アジア全体で考えれば立派なリサイクルの輪が完成している。何が問題なのか?

そもそも「お上」の旗振りで無理やりでっち上げた日本の高コスト「リサイクルシステム」とやらは、経済合理性からほど遠いものだったのである。ここ↓
「リサイクルは資源の無駄使いだ」(名古屋大学、武田邦彦教授) : "リサイクルによって資源を無駄にしている。ペットボトルの場合、分別や運搬、再生加工に必要なエネルギーは石油換算で年間160万トン。これだけの石油を原材料に使えば、再生するより約3倍のペットが生産できる。つまり同じ量のペットを作るのに石油を三倍使っている。(中略)経済合理性のないものは持続しない。"

日本メーカーは、日本の資源ゴミを原料にして中国で作った製品(段ボール)を中国メーカーから買っているとのこと。日本の製紙業界やリサイクル業界も、やたらニッポンイストのナショナリズムに訴えて何とかしてくれと泣きつく前に、少しは経済合理性の追求をやるべきではないか。

Posted: Mon - April 14, 2008 at 08:12 PM           |


©