NHKクローズアップ現代:「国産農産物を食べる方がCO2削減につながる」……これはウソだ!


ヨーロッパに行っていたクニヤが帰ってきた。さっそく気になる報道:
クローズアップ現代 NHK: "地球温暖化 CO2の“見える化”  今、LCA(ライフサイクルアセスメント)というキーワードが注目を集めている。製品の製造から運搬・廃棄までに発生するCO2を明示しようという試み。言ってみれば、環境への負荷を"見える化"しようとする動きである。「見えなければ減らせない」いうことで、今、製造・流通・個人の間で発生するCO2排出量を表示する動きが始まっている。どうすれば"見える化"できるのか、コスト増との折り合いはどうつけるのか、見えることでどのような改善につながるのか。環境負荷の"見える化"への動きと課題を取材する。"
国産農産物しか使わない北海道の外食チェーンの例を挙げて、外国の農産物を使うと輸送などに石油を使うので国産農産物を食べれば二酸化炭素の削減につながるとの報道。これはどう考えても間違っている。

京都議定書で日本は今後6%の二酸化炭素排出削減が義務付けられている。真っ先に考えなければいけないことは、国内での排出量の削減だ。外航船輸送での二酸化炭素排出量なぞは国内の非効率な小口トラック輸送に比べると単位当たりでほとんど無視できるものだ。だいたい外国で排出された二酸化炭素は日本の削減義務対象ではない。地球規模で考えても諸外国に比べ異常に多い量の石油をじゃぶじゃぶ使う日本の農業のやり方を変えるべきである。国産農産物を食べる方がよほどに酸化炭素の排出量を増やしてしまうのである。
日本農業の石油ヅケぶりと日本最大の石油販売業者となった農協: "俗にトマト一個に石油を牛乳瓶一ビン、メロン一個に石油缶一缶の石油を消費するといわれる。"

EUでは製品ひとつひとつに二酸化炭素の排出量を表示させる試みがなされているとのこと。とてもいいことだ。日本のスーパーでも販売する一つ一つの農産物についてそれをやるべきではないか。ハウス栽培の国産農産物がいかに大量のエネルギーを消費し二酸化炭素を排出しているか、環境おばさん達は知るべきである。

Posted: Wed - February 6, 2008 at 08:23 PM           |


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