NHKニュース:152人の公務員募集に2万5千人を超える応募者


いやはや驚きました。年齢制限を緩和した公務員募集をしたところ、試験に応募者が殺到したという。公務員の待遇が良すぎるのが問題だと思う。

公務員とは「パブリックサーバント」。もともと「奉仕」の精神で行うべき仕事だ。だから報酬は古今東西伝統的に少ないのが常識。世の中には数少ない「奉仕精神」に富む人材によって成り立ってきた職種だ。ところが現代ニッポンでは、これが「有利な職業」と見なされているらしい。世も末だ。

確かに、「緑のオバさん」の年収が600万円だったり、「給食オバさん」の年収が800万円だったり、はたまた「役所の掃除のオバさん」の退職金が3000万円を超えるという話しを聞くと、頷けないこともない。

資本主義の権化でお金まみれのアメリカですら、公務員の給料は驚くほど少ない。それでも公務員になりたい人が後を絶たないのは、お金より理想を大切にする人がニッポンより多いのだろう。武士道の国ニッポン人は、みんな「楽して儲けることこそ幸せ」とする宗教の信者と成り下がっている。

もちろん2万5千人を超える応募者の中には、「奉仕精神」が豊富な人も混じっていたと思う。でも、そんな人はもともと少ないのが人類の常識。そんな奇特な人は2万5千人もいないはず。お金の亡者が大半を占めているのである。

お上に頼ってさえすれば、一生生活が保障されるという信心においては、ノーミンと同じだな。

Posted: Fri - November 30, 2007 at 09:25 PM           |


©