NHK:守屋某へのゴルフ接待……たかがスポーツが「接待」となる日本のゴルフの異常さ加減


NHKによると山田洋行は守屋某に何百回となくゴルフ接待を続けており、それを恩義に感じた守屋某は業者に便宜を図った可能性があるという。日本でゴルフをするというのはそれだけたいへんなことなのだと、今さらながらアホらしく感じた。

たかがスポーツだろう。欧米では当たり前の暇つぶしだ。ところがわがニッポンではゴルフはとてつもなくお金がかかる遊びらしい。だからこそ「接待」になるのだし、「贈賄」にもなるのである。

守屋某の金銭的清廉度はこの際無視する(あいつはもともとヒャクショウだからそんなものはハナからないのだから)。でもゴルフがなんでこんな高いスポーツになってしまったのかを考える。

もともとゴルフとは、イギリスのカントリージェントルマンが自宅の領地で遊んでいたスポーツ。恰好がいいのでイギリス貴族に憧れるアメリカ人が真似をした。幸いアメリカでは土地は無尽蔵にあったので、ゴルフ場はいくらでも建設できた。ところがそれを更にニッポン人が真似をした。日本にはそんな土地の余裕がないので、全国の土地を高値でゴルフ場用に買い占めることになった。そこで多くのヒャクショウ土地成金を乱造し、プレー料金はその分天文学的に高くなってしまった。

高度成長期を経て、ゴルフは(お金がかかるものの)すっかり大衆スポーツと化し、サラリーマンの社内ポリティックスの情報交換の場となり、日本共産党の「赤旗」にさえも「ゴルフコラム」が連載されるようになった。その時点でゴルフの貴族的性格はお終いになったのだが、一旦燃え広がったゴルフブームは収まることがなかった。バブルが終わってもそれが続いている。だから守屋某へのゴルフ接待が効果的であったのだ。

イギリスの上流社会は、日本人外交官をやむなく自宅に招待する場合はゴルフを一日に2コース回る企画を立てるという。日本人はゴルフが好きだし、ゴルフさえやっておれば日本人サラリーマン外交官相手のつまらない会話で退屈することもないからだという(これは元駐英大使から聞いた話)。

ゴルフはスポーツとして面白いとする意見は認める。でも、ゴルフは高いからこそカッコウいいというのは、守屋某を見る思いでカッコウワルイと思う。日本の田園風景がゴルフ場で蚕食されているのを見るのは、悲しい。

Posted: Sun - November 25, 2007 at 10:37 PM           |


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