NHK:血液サラサラ効果のあるとするブレスレット販売詐欺が摘発される
科学的根拠がないにもかかわらず消費者を騙し数十億円も儲けたとして業者が逮捕された。騙された消費者のほとんどが家庭の主婦。
街頭で血液検査をして消費者にその結果を顕微鏡で見せて納得させる手口。サンプルを多めにとって顕微鏡で見せると血液はドロドロに見える。少なめにするとサラサラに見えるという当たり前のことを悪用してブレスレットのおかげで血液がサラサラになったと消費者を納得させる。アホな主婦たちはすぐに騙されてしまう。極めて悪質な商法だ。
消費者を騙すには、先ず最初に恐怖を植えつけること。このままでは飛んでもないことになるという危機感を先ず植えつける。その後で「解決策」を提示する。たいていのアホ消費者はこれで落ちる。出版物を売る手口でもある。さる高名な経済書ベストセラー作家が自分で自慢していた手口だが、まず危機感を煽る、その後でこの本を読めばその危機から逃げられるとする。この手口で「パルプ本(パルプにした方がいい書籍)」が売られる。同じように書籍以外のものも、この手法で売れるのである。
考えてみれば、保険会社があれだけ儲けているのは、この伝統的販売手法を愚直に守っているからに他ならない。消費者は予測できない危険にはとても敏感なのである。
最近、この手口を農水族や農協が活用している。きっと頭のいい巨大宣伝会社が後ろに付いているのであろう。NHKなどのマスコミをフルに活用して外国農産物は「危険」だと訴えるので、日本の主婦たちはイチコロで洗脳されてしまった。少々高くても「安全」だと勝手に信じている国産農産物を買うように仕向けられるのだが、単品の値段の差は小さくても生涯支出では何千万円も余分にぼられることになるのは気がついていない。結局科学的にはそれは神話にしか過ぎないわけで、消費者に極めて大きな不利益をもたらすという意味で、一種の詐欺行為である。
「ブランド農産物」についても同じことが言える。たかがサバやメロンに、この産地のものは特別にいいとの幻想を宣伝し消費者を騙して高い値段をボルことが「正しい営業行為」として認められている。ブランドを理由にバカダカイ値段設定をする場合、本当においしいのかどうか、目隠しテストの結果など科学的なデータを添付することを義務付けるべきではないのか。それなくしては「血液サラサラブレスレット」商法と何ら違いはないのである。
Posted: Tue - November 6, 2007 at 07:03 PM
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