NHK:「子供たちに安全な牛肉を食べさせたいのに豪州産牛肉とは絶対に許せない!」(小学校の食育担当女性教諭)
NHKニュースは四国の「給食牛肉偽装事件」で盛り上がっていた。事件とはこれ:NIKKEI NET(日経ネット) : "香川県丸亀市の学校給食の食材に国産と偽装したオーストラリア産牛肉が納入された事件で、県警は1日、詐欺と不正競争防止法違反容疑で、丸亀市の「ふじや精肉店」店主、山下幸雄容疑者(62)、同県三豊市の食肉卸会社「村食」の元社員、元木繁春容疑者(34)ら3人を逮捕した。"
それにしても理解できなかったのは、どうして学校給食では、わざわざ高くて脂ぎっている「国産牛肉」と指定されているのかという点だ。豪州産牛肉の方がよほど安全で健康的であるはずなのに、この女性教諭のヒステリックな断定は、正直理解に苦しむ。
国産食肉の流通経路は魑魅魍魎の世界。またBSEのリスクについても豪州牛肉と比較して国産牛肉の方が圧倒的に高いのではないか。どうしてそんなものが「安全」なのだ?公平に客観的に見て、国産牛肉は世界的にとても異常な状態で出荷されている。味も極めて特殊で一般的な牛肉とは言い難い(脂が多すぎる)。これは国産牛肉の不自然な商業的利益を追求する生産方法から来る当たり前の結果だ。これ:「高い牛肉」の作り方、高い子牛と高い飼料による長期肥育、世界一の配合飼料メーカー全農がこれで儲ける(立花隆)
他にもいっぱいあるが、面倒くさいので引用はしない。国産牛肉とはまっとうな牛肉とはとても言えないのである。それを学校給食は「国産牛肉」と指定することで、こどもたちがまっとうな牛肉の味を知らないまま大人になるような教育をしている。これは異常だ。脂肪分が多いので多量の米飯と一緒に摂取するとこどもたちは確実に肥満児と化す。それなのに、東京のスーパーでは国産牛ばかりが売られており、まっとうな輸入牛肉を買うのは今やとても難しくなっている。聞くと輸入牛肉は東京でこそ品不足ではあるが、イナカでは結構出回っているとのこと。確かに限られた体験から言えばイナカの農協系スーパーで輸入牛肉や豚肉が大量に売られていることは事実。自分たちだけがいいものを食っているのである。食肉流通業者も、輸入牛を学校給食なぞに回して不法行為をしたとして逮捕されるより、少々高くてもいいから東京都民に回して欲しいものだと、心底思う。
Posted: Thu - November 1, 2007 at 09:15 PM
|