NHKBS「ウォルター少年と夏の休日」……とてもよかった!


なんとなく見ていたNHKテレビのアメリカ映画。これが凄くよかった:
ウォルター少年と夏の休日【字幕版】
ウォルター少年と夏の休日【字幕版】ハーレイ・ジョエル・オスメント ティム・マッキャンリーズ ロバート・デュヴァル

ポニーキャニオン 2004-11-17
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
原題は「Secondhand Lions」。子供と友達になったライオンのことかと思ったが、複数になっているところがミソ。

最近、歳をとったのか「ムツカシイことを言う」映画は苦手になった。映画はこの映画のように、すべからく「シンプルで、ハッピーエンド」なのがいい。それでいて、この映画は人生のことをはるかに多く物語ってくれる。

日本映画も、最近流行のオタクやニッポンイストにだけ受ける作品で手軽にお金を稼ぐのではなく、グローバルに真剣にまっとうなところで勝負しないと、本格的な復活は難しいと思う。この映画を見て、みんな頑張れ!


追記)この映画の凄いパワーは、この映画が素直に発信しようとしたアメリカというイナカ国家の「原理」のすごさにある。これはトクヴィルの世界(アメリカの普遍性)ですよ。それがないニッポンが「ニッポンのイナカ文化」を世界に発信しようとしてもみんなの顰蹙を買うだけ。日本映画が売れないのは日本の映画人のせいばかりではないのです。宮崎駿は「俺のアニメは世界中の人がわかってくれなくてもけっこう、ニッポン人が買ってくれさえすればそれで十分市場がある」と言ったが、そういうメンタリティーこそが、国内特殊規格に依存する日本のハイテク産業をダメにしたのである。

Posted: Sun - July 1, 2007 at 11:07 PM           |


©