NHKクローズアップ現代;花粉症……どうも胡散臭い


クニヤ的なプレゼンじゃなく、落ち着いた雰囲気での番組だったが、言ってることは全く同じパターン。やっぱり「クロ現」はおかしい:
番組表: "クローズアップ現代 進む花粉症治療▽遺伝子診断 畠山智之"
問題の本質をぼかして拡散させるための政治的番組ではなかろうか。

クロ現は言う:
  1. 花粉症はいまや全国で4000万人。でも杉花粉だけがその原因ではない。
  2. 中国から来る黄砂もその原因である。
  3. 現代人の生活様式も原因だ。
  4. その他もろもろの花粉以外の原因がある。
  5. ワクチンの開発も進められているので、安心したらいい。

どうもおかしい。花粉症は戦後最悪の公害事件である。いかなる工場公害よりも国民に及ぼした被害の規模はかけ離れて大きい。でもいまだにその責任については追及されずに放置されている。花粉をまき散らす、民間の山林所有者が最大の責任を負うべき問題だ。今晩のクロ現は、それを「中国の責任だ」とか大衆受けする議論にすり替えて、問題の本質を誤魔化す。これはおかしい。

水俣病などの場合、公害をまき散らす工場への責任追及に躍起になったマスコミは、花粉症の直接的原因であるスギ山林保有者への責任追及はいっこうにやらない。ニッポンの農水族がマスコミにアメ玉をしゃぶらせているからである。今晩の「クロ現」もその趣旨に添った番組。「中国の黄砂が悪い」というのには、笑ってしまった。

地球温暖化と同じことである。はっきりした科学的証拠が証明されていなくても、2酸化炭素が一番有力な悪者だと推定できる場合、それが科学的に断定できなくとも、2酸化炭素を少なくするべきなのである。花粉症の場合も同じだ。スギ花粉が一番の大きな要因だということはみんなが認めている。それをなくすことが喫緊の課題ではないのか? やることも決まっている。

スギ花粉以外の要因も関係しているという「一見科学的」な「NHKクローズアップ現代」は、問題の本質を、真の責任者(山林保有者)の利害に配慮して、敢えてそらしているとしか思えない。問題拡散作戦だ。やっぱりあいつらは農水族に買収されているんじゃないか。

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Posted: Thu - March 8, 2007 at 09:42 PM           |


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