NHKクローズアップ現代:ホームレスの生活保護問題


今晩のクロ現はよかった:
番組表: "クローズアップ現代「”いま”を考える」 狙われた生活保護▽審査の闇 畠山智之"
畠山アナになって、格段によくなったと思う。従来のヒステリックなプレゼンから解放されて、はじめて真面目に諸問題と直面することが出来た。

面白かったこと抜粋:
  1. ホームレスが生活保護を受けるのはほとんど不可能。でもその法の抜け道を探し当てて荒稼ぎする詐欺グループがいる。
  2. 彼らは、ホームレスをマンションに引き取り住所を与え、日に二回の弁当を食べさせ、申請書の書き方を指導し、うまいこと市役所から生活保護費をくすね取る。月に121,530円の生活保護費を詐欺するが、ホームレスには(部屋と日二回の弁当代以外には)月6千円しか渡さない。ホームレス一人あたり月4万円を彼らは稼いでいる計算だ。
  3. 同じようにホームレスを食い物にする病院がある。ホームレスを受け入れて、生活保護支出の中で一番管理が甘い医療扶助費をくすねている。歯科医の検診すらホームレスは受けている(贅沢極まりない)。病院はホームレスにかこつけ行政からお金をくすねているのである。
  4. 彼らは毎日ホームレスにタバコの支給までしている。実にケシカラン。

都市住民は、農村住民とは違って、自分の利益代弁をする政治団体を持たない。だから事業に失敗するとホームレスになるしかない。普通のホームレスでは住所がないので生活保護費も貰えない。こういう人たちが大都市には無数にいる。彼らをテント生活から、ワンルームとはいえ、きちんとした住宅に住まわせようとするNPOの活動は、少々儲けたからといって、立派なものであるように思う。それを「詐欺師団体」扱いをするNHKは、少しずれているのではないか。

彼らホームレスを「詐欺師」というのなら、年間数兆円の国費をむしり取って(さらにGDPベースでは数十兆円の国民負担を強いている)農村利権団体は、それこそ真性の「詐欺師」ではないのか。

Posted: Wed - March 7, 2007 at 08:54 PM           |


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