NHKクロ現「敬語の乱れ」:確かにおっしゃる通りなんだけれど……


日本の敬語が乱れているという:
番組表: "クローズアップ現代「あなたの敬語は大丈夫?〜新しい指針の背景〜」  国谷裕子"
特に「外資系」外食産業に於いて目に余るという。でも……。

NHKが「外資系」に固執することは、NHKが国内農村利権集団の利益代弁者であることを考えれば理解できないこともないが、散人個人としては、外食産業に従事しているアルバイト店員の接客態度には、正直、感激している。とても素晴らしいと思う。敬語の使い方が少々おかしくっても、彼らのサービスは素晴らしい。

ゲストの井上ひさしも、基本的に同じ考え方だったと思う。ポリティカリーコレクトのNHK番組にサービスしていろいろ言っていたから、かえって彼が言いたいことが伝わらなかったと思う。散人流に井上ひさしのメッセージを通訳すると「そんなことは、どおでもえ〜」ということ。言葉というのは、時代時代で変化するものなのであり、平安時代の基準を現代人に強要することはおかしい。むしろ重要なのは、人の「こころ」だ。

日本の外食産業の従業員で素晴らしいことは、その「こころ」である。日本のサービス産業においては、少なくとも「サービス精神」だけは健全である。言葉なんかはどうでもいいと思う。「1000円からお預かりします」で一向に構わない。フランスなんかのおかしな先進国に行くと、サービス産業の従業員は、顧客に対して丁寧ですらない。果たしてサービス業に従事しているという自覚があるのかということに基本的な疑問を感じることがある。彼らは自分が客と同じ立場にあるということを、必要以上に固執し、カッコワルイ。またニッポン農村利権集団の「俺たちこそが正しい」的な、自分たちの非効率性を棚上げする消費者へのエラソーな態度に比べれば、コンビニ店員の接客態度は、はるかに上質だ。

正しい言葉遣いを、国民全員に強要する必要は、毛頭ない。言葉遣いで教養や出身階級が判明してしまうのは、世界のどこの国でも「常識」。ニッポンでは、これ(言葉遣いによる選別)を無効化することが国是となっている。だからマクドの店員の言葉遣いに必要以上に神経質になる。言葉で教養や階級を判断されないようにニッポンを平等化することが大切なのだ。まさにNHK的平等化の思想であり、ニッポンの義務教育の精神でもある。

散人は下層階級の出身者だから、余計なお世話である。

Posted: Thu - March 1, 2007 at 08:44 PM           |


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