NHKクローズアップ現代:中国商務相に聞く‥…クニヤの落ち込みぶりが見物だった


今晩の番組:
クローズアップ現代 NHK 中国 "創新型国家"への道〜薄熙来商務相にきく〜
クニヤはお粗末だったな〜。圧倒されたあげく、無理矢理ねじ曲げた「ヒノマリスト」的な総括はよくない。

中国商務相の説明は、実に印象的だった。「中国は今後年間2000万人の農民を産業分野に移転させる必要がある。低付加価値部門でも仕方がない。いくらでも労働力資源があるのだ」と断言。同時に日本との関係はもはや中国にとっては二次的なものにすぎないとまで示唆。日本からはやる気のある企業がきてくれさえすればいいと。それも実にすばらしい笑顔で。

それをクニヤは「中国はまさに苦境に立っております」と総括。自分勝手な見当違いの総括で現状が変わるか!

中国のグローバル化で、今や、地球上でいかなる国も、労働集約的産業は生き残れない状況になっている。それを勝手に「ちまちました伝統産業こそが文化で芸術だ」と思い込むのは勝手だが、世界の流れに逆らっているし、間違った現状認識だ。マクロ戦略で間違えればいくらミクロ戦術がよくっても勝てない。ニッポンではこういった自己満足的なマスターベーションが横行している。

農村文化の「ラッパ手」であるNHKは、まさにこういった非現実的な現状認識を改めるべきではないか。

ニッポンの農村利権団体が、自分の食い扶持を守るため「ポジティブリスト」やらで中国からの農産物輸入の阻止を図るのは勝手だが、農村は困窮して当たり前と考えている中国経済に対してはあまりダメージを与えていないようだ。むしろ、そのツケは高い国産農産物を買わされる日本の都市住民と日本が戦略的に育成しなければならない重要産業に回っており、日本の国際競争力をそぐことにつながっている。日本の産業がだめになれば、農村も地方交付金をもらえない。ニッポンの農民も、長期的視野に立って、よ〜く手前の損得を考えなければならない。

Posted: Tue - October 3, 2006 at 08:21 PM           |


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