NHK:定年帰農を考えるサラリーマンは現実を分かっていない!
今晩の番組:番組表: "定年後は田舎で農業・夢実現にかけた家族 "
可哀想だが、まさにアホ丸出し。農村への思いこみと憧れを持つ「環境指向」のインテリ都市住民は、まさに彼ら農村利権集団の絶好の餌食となる。
やっていたのは、東北かどこかの田舎に50aの農地の購入に、大枚5000万円を地元の農村利権団体にむしり取られた定年熟年夫妻の悲哀ストーリー。50アールじゃ、食えないだろう。欧州(遅れていると言われるポーランド)の農村のお父さんは、ひとりで360ヘクタールを耕す(ここ)。一ヘクタールは100アール。だからこの定年退職夫妻は、欧州の標準的農家の720分の一の小さな農地に、自分の虎の子の5000万円を投資したことになる。まさにアホそのもので、気の毒だが、何故このような詐欺的農地販売行為が成り立っているのかを考えるべきだ。まずは、都会もんからは思いっきり、ぶんだけるだけぶんだくれという農民精神。いやはや、あっぱれ。それから、もう一つもっと重要なことだがある。彼ら定年家族に農地を売りつけた現地の農業関係者も、それほど悪気があってのことでなかったかもしれない。わが国ニッポンにおいては、ポーランドの720分の一の耕地面積で家族全員が十分食える(いや食えるべきだ)という、農村社会の認識があるのだ。定年で帰農を考える都市サラリーマン夫妻は、まさにナイーブな標的であったわけ。「50アールの農地では食えない、補助金を何とかせい」と政府にくってかかる役割を背負わされているのだ。哀れ。かれらも雇われた「七人のサムライ」か。アホな決断をしたサラリーマン定年退職者は、彼ら(農林利権集団)の価値観への「制度的賛同者」となることを期待されている。値打ちのない農地を高値で都市住民に売りつけて、その都市住民の不満を(たかが50アールでも食えるという認識が間違っているのだが)、自分たちの既得権益の正当化と確保に誘導しようと言う日本のヒャクショウは実に悪賢い。定年サラリーマンを農業に取り込もうとする彼らの戦略は「多数化工作」に他ならないからだ。NHKは、都市住民が払う視聴料で成り立っているくせに、払う視聴料がごく少ない彼ら百姓勢力の宣伝塔と化している。公共放送NHKは、いったい誰の見方か? NHKは政治的にバイアスが掛かった放送局といわれる所以である。もっとも、アホな民放も例外ではない。資金力が豊富な農協関係団体の影響で民放も「オイシ〜!」連呼の田舎礼讃番組ばっかり(貧乏な東京12chなんかすぐにあいつらに買収される)。都市住民の味方であるべき消費者団体のオバさん連中は、それにマスコミ宣伝にばっちり踊らされて、農村利権集団の意のままに行動する。NHKのみならず(いや、お金を払っている都市住民の利益に反することをNHKは言っているので、彼らは確信犯であるが)、消費者団体のオバさん大衆の思考メソッドも、今やお金で買える時代なのである。ニッポンもおわりだ!このままじゃ、ニッポンはダメになる。
Posted: Mon - September 18, 2006 at 10:27 PM
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