NHK「クロ現」……日本人の「モラル」が崩壊だって!


今晩の「クロ現」:
クローズアップ現代 NHK崩壊?日本人のモラル 高速道路の料金所を料金を払わずに突破する車。コンビニや道の駅のゴミ箱に捨てられる大量の家庭ゴミ。図書館では本の無断持ち出しや切り抜きが相次ぐ。思わず首をかしげたくなるようなことが私たちの身の回りで日常的に起きている。各地の自治体は、監視カメラの設置やパトロール強化など対策に追われるが、効果はあまり上がらないうえ、コストは税金で賄われるため結局ツケは住民全体に回っている。「私」より「公」を優先させることが美徳とされてきた日本人のモラルに何が起きているのか。
一瞬、最近日本人の「士気」が低下したのかと思ってしまったが、NHKは「モラル」とは「道徳」のことだと強引に決めつけているらしい。ま〜、そう言う和製英語もいいけど、気になったのは……。

言っているいることは、ゴミ出し日を守らないとか、コンビニのゴミ箱を勝手に使うとか、給食費を払わない家庭がいるとか、なんかNHK国谷のPTA体質丸出し。それを持って、「美しい日本の道徳」が失われつつある、これはグローバリゼーションのおかげということで、とってもクサイ!

散人は、長く生きてきて、世の中を見てきたから断言できる。昔の日本人の公共道徳は、まさに最低だった。地下鉄などの公共交通機関では、車両の扉が開くや否や、乗る乗客が争って中に乗り込む。降りる人はそのおかげで降りることすら出来ない。毎朝のラッシュアワーは、まさに格闘技の場だった。道路では皆われこそはとクラクションを鳴らすので、主要道路ではすさまじい騒音が鳴り響いていた。少年犯罪数は、現代よりもはるかに多く、はるかに凶悪だった。商店街での買い物は、まるで喧嘩。喫茶店の従業員はまるで教育が出来ていなかった。日本はこと「道徳」という点では、まったくの開発途上国だったのである。昭和60年代以降、徐々によくなってようやく「文明国」が出来上がったのだが、「昔の日本はよかった」というNHK的バイアスには、うんざり。

近頃の若者はゴミ収集のルールを守らないと言うことだが、公共衛生に密接に関係する生ゴミの回収を週に二回しかやらないという現在システムこそが問題じゃないか? 非衛生的で悪臭を放つ生ゴミを毎日処分することが出来ないという国こそが珍しいのではないか? 市民の福祉より地方公務員の「お仕事」を優先して考えた仕組みである。「NHK=PTA」でもそれはそれでいいが、そう言うことにこそ目を向けてほしかった。

Posted: Tue - August 1, 2006 at 08:23 PM           |


©