NHKクローズアップ現代「グループホームの火災」・・天災じゃないか?


クローズアップ現代 NHK
1月8日午前2時頃、長崎県大村市のグループホーム「やすらぎの里さくら館」から出火、7人のお年寄りが亡くなる大惨事となった。グループホームは認知症のお年寄りが少人数(9人以下)で介護スタッフと共に生活する施設。「認知症対策の切り札」として急増、全国に7600を越えるが、今回その防災対策の危うさが露わになった。
そりゃ、スプリンクラーなんかあったほうがよかったことは認めるが、グループホームは「安くて誰でも利用できる施設」であることが狙いじゃなかったのか?

自宅で火事で亡くなられる全国のお年寄りは、全国でこの7人程度じゃないだろう。グループホームに入った途端にそのリスクがゼロになるという想定自体がおかしい。あまり大げさに報道することで、老人介護をなお一層高コスト化し、福祉産業を儲けさせることはないと思う。

責任を追及されるグループホームの代表のインタビュー。かわいそうだった。彼女は普通の善意の人なのだ。善意の提供を「高リスク化」させてはいけない。

もう一つ印象。老人ホームとかが、市街地からかけ離れた場所に建設されるケースが多いが、このケースのように消火栓がないとか問題が多い。人はやっぱり都市に集まって暮らすというのが人類の知恵なのだ。それに逆らっては、社会的コストは膨れ上がるばかりだ。遠隔地にまで消火栓を敷設しようと思えば、莫大なお金が必要。コストを負担するのは、お年寄りであり、また納税者だ。

都市地域の容積率を国際基準にまで緩和するだけで、膨大な居住スペースが捻出可能だ。新宿区の住宅地域(第一種なんとかというらしい)の容積率は160%。いくら何でも低すぎると思う。

Posted: Tue - March 7, 2006 at 08:34 PM           |  


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