『ふらんす 80年の回想—1925‐2005』


おもいっきりレトロ調の本。出版社の案内によると:
創刊号には、当時在日フランス大使だったポール・クローデルが献辞を寄せ、続く号には與謝野晶子の「ふらんす詠草」、堀口大學の「自吟自譯」、吉江喬松の「晝家マティスの印象」などの記事が並ぶ。以後、内藤濯、辰野隆、岸田國士、岩田豊雄(獅子文六)、遠藤周作、河盛好蔵、鷲尾猛、川本茂雄、伊吹武彦、澁澤龍、生田耕作、岡本太郎、串田孫一、福永武彦など、錚々たる仏文学者、仏語学者、作家、文化人たちが執筆者として名を連ねてきた。
 創刊80周年を記念する本書には、読者の目にふれる機会が稀となった1970年代末までのバックナンバーから代表的な記事約80編を選び、そのほとんどを当時の誌面のままに再録した。テーマは語学・文学のみならず、風俗、映画、料理、シャンソンなど多岐にわたり、80年間の表紙総覧、各時代の広告や編集後記なども盛り込みながら、時代の面影を映す構成。時を経ても決して古びることのないエスプリを感じていただきたい。
散人は古くさい人間だから、さっそく買うことにした。

日経新聞によると「かつては多くの作家や演劇人が文学や戯曲を原語で読んでいた。一語一語の緻密な語義解釈に遡って文化を移入してきた。翻訳は西洋と日本の文化的な出会いの最前線だったわけだ。翻訳の周辺から新しい文化が芽吹いた時代を思い起こさせる復刻選集だ」とあるとのこと。
ふらんす 80年の回想—1925‐2005
ふらんす 80年の回想—1925‐2005ふらんす編集部

白水社 2005-10
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Posted: Fri - January 6, 2006 at 03:34 PM           |  


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