NHK:白くまピースの物語……どうしてお魚をやらない?


昨晩のNHKで気になったこと。動物園で白くまの赤ちゃんの飼育に成功するという感動の物語だが、餌にニワトリとソーセージを与えているのだ。北極熊は魚が好物だったのではないのか?

百科事典を調べてみると、やっぱりそうだ:
北極熊
polar bear
Thalarctos maritimus

哺乳(ほにゆう)綱食肉目クマ科の動物。北極圏、グリーンランド、アイスランドの海岸沿いに生息する。ときに流氷にのって遠くまでくることがあり、日本で も北海道の根室(ねむろ)まできたことがあるという。頭胴長2.4メートル、体重750キロに達する。他のクマに比べて頸(くび)が長く、頭が比較的小さ く、体が長い。足はとくに大きい。毛はクリーム色を帯びる白なのでシロクマともよばれる。幼獣ではより白くきれいであるが、しだいに黄みを帯びてくる。交 尾期以外は単独で生活し、泳ぎ、潜水がうまい。サケ、タラなどの魚類、アザラシなどを好んで食べる。
(C)小学館

アザラシはともかく、サケ、タラなどはどこでも手にはいるはず。それなのにどうしてニワトリにソーセージ?

考 えるに値段の問題だろう。サケやタラなどは、以前はただみたいに安かったものだが、今や非常に高くなってしまった。熊なんかには食べさせるのはモッタイナ イのである。その点ニワトリは昔は高価な食材だったが、近代的な養鶏場の進歩のおかげでめちゃめちゃ安くなった。ソーセージは輸入関税が10%しかかから ないので、肉の加工品なのに、肉よりも安い。動物園の経営もたいへんなのだと納得。

日本の農業・漁業団体の政治的な圧力は、食品の価格体系を歪め、クマにまで影響を及ぼしている。

Posted: Tue - December 27, 2005 at 11:38 AM           |  


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