NHK特報首都圏「急増するインターネット中傷」……ホントに何とかしてほしいね


今夜のNHK特報首都圏は「急増するインターネット中傷」と題して、匿名の中傷書き込みによる被害者の実態がレポートされていた。極めてしつこく、数年に渡って中傷と悪口を書き込まれたケースとか。被害者の実名や住所を公開するようなことまでして中傷はどんどんエスカレートしていったとのこと。被害者の女性は訴訟を起こしたが、結局加害者を特定できず保証金の50万円は没収されて、なんのための訴訟だったかもわからない状態で泣き寝入り。一方韓国では、インターネット中傷で自殺者も出るような状況に鑑み急遽法律が改正され、インターネットでの書き込みに実名とIDの登録(プロバイダーへでの本人確認制度)が義務づけられるようになったと。日本の弁護士も出演していたが、煮え切らず、どうも日本は甘いと思う。

日本の弁護士は、インターネットでの匿名の書き込みのいいところもあるわけで直ぐ韓国のように本人確認を条件にするのはどうだろうか、とか曖昧なことをいっていた。たしかに匿名の傘に隠れて政府とか公権力を批判するというのは意味があることだとは思うが、特定の一個人に対する中傷を(それもしつこく繰り返されるものを)正当化できるとは思えない。

こういうことを書くのには、小生も個人的にある匿名サイト(サイトオーナーの本名が記載されていないブログサイト)からの中傷攻撃を受けているからである。数ヶ月に渡ってほとんど毎日、一日数件の小生への中傷が書き込まれ続いている。どうも散人が日本の農業問題について書いていることが気に入らないようなのであるが、書いていることは、その表現・文言ともにひどいものだ。名誉毀損に相当すると思うが、書いている本人を特定することが出来ない。匿名の中傷書き込みといえば2chなどの掲示板ばかりではなく、最近はブログにも広がっているのだ。誰でも簡単にブログを開設できる時代だから、別に驚くことはないが、ブログといえば少しは信頼性があるという思いこみがあるのだが(コメントはいい加減だがトラックバックはサイトオーナーからのものだからもう少しまともだとか)とんでもない間違いであるよう思う。

まあ、農業問題というのはタッチーな問題であることは事実だ。いままでビジネスマンが農業を批判することはタブーとされてきた。ちょっとでも彼等の神経を逆なでするとそれこそたいへんなことになるからだ。室町時代から続く○○問題に似ている。現役を引退したからいまは自由に発言できるが、多くの日本人は触らぬ神に祟りなしとしてこの問題に触れずにやってきた。政治家もそうである。ごく少数の勇気ある人達が散発的に(それもこわごわ)発言しているにすぎない。

散人はいまや隠居に身。何も失うものはない。この農業問題というタブーに触れることで少しでも世の中に役に立つことが出来れば、これ以上の社会貢献はないと思っている。でもその結果散人が受けている中傷とか悪口は、それが数十回も繰り返されるものであっても我慢するべきものなのか、それとも断固たる法的手段を講じるべきものなのか、考えあぐねている。

Posted: Fri - October 8, 2004 at 09:14 PM           |  


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