NHK新日曜美術館「与謝蕪村」……「日本・日本」といいすぎだな


きょうの新日曜美術館は与謝蕪村。たいへんけっこうな番組であったが、山根基世アナウンサー室長は「日本・日本」と言いすぎだと思った。

曰く「日本人の心」「日本人の美意識」「日本の美しさ」などなど……いったい番組のなかでいくつの「日本」が出てきたのか?

ゲストの有識者が、蕪村が中国文人画を熱心に模写したこととか、当時の日本はいろんな「国」があったとか、むしろ蕪村の普遍性に着目したコメントをやっているのに、さすが山根基世はいまやNHKのエライ人で、無理やり「日本人の心」に持っていきたかったようだ。

これだから、NHKはクサイ。

芸術をナショナリズムに結びつける風潮が起こると、ろくなことはない。いいものはいい。余計なこじつけ解説はゴメンこうむりたい。

山根基世さんの悪口を言っているのではない。彼女もNHKと言う「国営プパガンダ」の一翼を担わねばならない立場になってしまったということを言いたい。本気で言っているとしたら、彼女はアホだ。

Posted: Sun - June 19, 2005 at 08:43 PM           |  


©