NHK「クローズアップ現代」:中国人の偽装認知問題……NHKはここまでウヨクになったか!


今晩のNHK「クローズアップ現代」には失望した。中国人の偽装認知問題を取り上げ、無理やり犯罪多発問題に紐付けている。見損なった。

外国人が、認知制度を利用して、子供を日本人とするケースが「多発」しているという。それが犯罪の多発につながるという。アホじゃないか。

子供が成人するには、20年はかかる。いま現在の犯罪と、不法認知された生まれたばかりの「日本人中国人」を結びつけるのは、どういう神経か。やたらと「外国人嫌い」ムード(ゼノフォビア)を煽り立てる次元の低い番組。NHKは、結局「農村ウヨク」なのか。鬱々とさせられた番組であった。

わざわざ特集番組を組みながら「不法認知」で摘発された中国人の子供は今のところ「わずか一件」であると番組自体が認めている。摘発が難しいと言うことを言うがためのいったのであろうが、現実には不法認知問題は大きな問題とはなっていないのである。そもそも日本は中国人労働者を必要としている。それとも日本人ニートに日本の将来を託せというのか?

そもそも、中国人にとって、日本国籍とは一種のアクセサリーにしかすぎない(小生もアルゼンチンの永住ビザを持っている、カミさんも米国の永住ビザを持っている。しかしそれを使おうとは思っていない。まさかのための時の備えにしかすぎない。中国人だって同じだろう)。きょうのNYTでトーマス・フリードマンが書いているように、もはや中国人は日本とかに出かけていく必要はなくなっているのである。自国内で充分に国際競争力を発揮できるし国際水準の所得も期待できるようになっている。中国人を必要としているのは、むしろ日本だろう。「農村ウヨク」のお先棒を担いで、ゼノフォビア番組を放映するNHKは、時勢にまったく遅れていると云わざるを得ない。

Posted: Thu - April 7, 2005 at 10:12 PM           |  


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