「野球の時代は終わった」(寺山修司)
寺山修司がこんなことを言ってたんだって:日経「春秋」 :40年近く前「野球の時代は終った」と書いた詩人・寺山修司は、野球は近年のように「見る」ものでなく、本来「する」ものだと説いた。ボールを受け止め、投げ返すキャッチボールの反復が人間相互の信頼を生むのだ、と。残る2日間、オーナーと選手の間にボールをかわす気配が生まれないなら、寺山の嘆きはいよいよ現実味をおびる。
寺山修司がどこで書いていたのか、調べてみようと思ったが、見あたらなかった。でも寺山修司は小さいときは野球少年だったようで、野球についていくつも小品を書いている。なかに高校野球の英雄が落ちぶれていく様を描いたものもあり、ちょっとしんみりした(「忘却の土俵入り*甲子園投手の転落」)。野球は結構なスポーツだとは思うが、高校生がやる野球に過大の関心を注ぐのは、彼等の将来を考えてもよいことではないのかも知れない。すくなくとも高校野球は毎年何週間も貴重な放送時間を独占するゲームではないと思う。あまりみんなして子供をちやほやすると、彼等のあとの人生を狂わせることにもなる。どんな産業でもそうだが、制度化されて時間が経つと、必ず腐って行く。日本の農業もそうだし、高校野球も、プロ野球もそうなのかも知れない。サイト内関連記事(キーワード「野球」で検索)
Posted: Thu - September 9, 2004 at 01:32 PM
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