一級小型船舶操縦士試験に合格した!


あはは、大満足。今年の夏に山中湖でとった免許は二級免許。湖なんかでは不自由はないのだが、五海里を超えて遠洋には乗り出せない。海に行っても陸地が視界で確認できる範囲(5海里)で遊んでいなくてはならないのだ。やっぱり一級免許が欲しいと思い立ったのは土曜日。教習所に尋ねると昨日から始まる講習にぎりぎり間に合った。今日の午後にはもう試験で見事合格。これで石垣島でも八丈島でも沖縄でもどこにも行けるぞ!

メモ:
  1. 二級免許から一級免許に進級するには実技試験は不要。日本の海員養成機関である尾道海技学院の関連会社(マリンテクノ東京麹町)で講習が12時間あり、その後ペーパーテストだけ。試験に落ちると追試。合格するまで面倒見てくれるので大船に乗った気分で安心して居ればいい。
  2. 講習(演習)のほとんどか海図演習。天気図とエンジンはほとんど自分で勉強してくださいといって時間は多く割かない。海図演習は理屈は分かれば簡単だが、正確に答えを出すのはとてもしんどい。一目盛り(0.2分、0.2海里)が2ミリ程度の海図を使用するが、きちっと尺を合わさないとすぐ半マイルぐらいの誤差に繋がってくる。これがたいへんなのだ。
  3. 三角定規は大きいのを買っておくこと。最低で30センチのやつが必要。小さいのでは誤差が大きくなる。チャート用の特殊な三角定規(内側に辺の平行線が書かれているもの)があれば尚いい。
  4. 潮流との兼ね合いで進路を決定する作業などはベクトル計算そのままだが、真面目に平行四角形なんか書いていると叱られる。与えられた与件を瞬時に三角形に合成するようにあんちょこテクニックをいくつかまる覚えすることが期待される。頭を使ってはいけないのだそうだ。まさに軍隊式。
  5. それと、海図演習は細かい作業なので、眼鏡はいいのを用意しておくこと。遠近両用眼鏡では上手く行かない。

とにかく二日間で合格できるので、お奨め。山中湖で二級免許をとったときは、申請書類作成や講習・試験日の予約など、長く待たねばならず、結局一ヶ月以上かかってしまった。その点東京は便利である。準備必要書類は写真だけですんだ。

どっかに別荘がわりにセーリングクルーザーを買うのもいいな。中で泊まれるのでホテル代は要らないし、燃料は要らないし(風力だから)、食糧もお魚を釣ればただだし、何よりも移動にバカダカイ高速代を払う必要がない。係留料の安いところはないかな〜と、夢がまた膨らんでゆく。考えるだけで楽しいのだから、やっぱり一級免許は持っておいた方がいい。


PS)レーダーの方位は「相対方位」だそうだ。ジャイロと連結すれば「真方位」を表示できるがジャイロは起動してから安定するまで最低で三時間は掛かるので小型船舶には積めない。だから小型船舶のレーダーでは船首方位からの相対方位で表示されるので船首方位を足して対象物の方位を得る。360度を超えると、360を引く。その他、「自差(自艇のコンパスの誤差)」とか「偏差(磁北と真北の誤差)」とか、足し算引き算がいろいろ面倒くさいので、GPSなら簡単なのにというと、また叱られた。何事も手作業が肝腎とのことだが、ニッポンの職人システムにはこんなのが多いのだ。

PS2)マリンテクノでは試験の際に電卓持ち込みOK。これは「本当はいけないのだが」とのことだが、とても助かる。散人はインド人ではないので、筆算・暗算は苦手なのだ。

Posted: Tue - October 16, 2007 at 07:00 PM           |


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