「敗因は体格の違い」(ジーコ監督)


日経にジーコ監督の退任会見の模様が報道されている。「采配については悔いも恥もない。敗因は体格の違い」と。一見開き直りのようにも見えるが、ジーコ監督の言う通りだと思う。

退任が決まったジーコ監督は、今さら格好を付ける必要はなかった。素直に感じていることを語ったのだろう。4年間ずっと見てきた人の発言だけに説得力がある。真摯に受け止めるべきだろうと思う。

戦後日本人の体格は、学校給食と食事の洋風化のおかげで格段に向上した。スポーツも国際的な試合でどんどん勝てるようになった。でもここにきて伸び悩んでいるように見える。伝統的食習慣への復帰を目指す「粗食ブーム」と地元のコンニャクなんかを学校給食で食わせる「地産地消」に関係があるのではないか。日本の野菜のミネラル含有量の劇的な低下とも関係があるのではないか。もっとも必須アミノ酸のバランスがいいと言われる牛肉価格の高止まりと供給量の制限も関係しているのではないか。脂肪を敵視して牛乳より豆乳の方が健康的という神話を流す風潮にも関係があるのではないか。「パンではダメ、ご飯を食べよう」という「早寝、早起き、朝ごはん」の食育も関係しているのではないか。

子供たちがもっと赤身の良質の牛肉と牛乳・乳製品、それにミネラル含有量が格段に多い輸入野菜を大量に摂取するようにしないと、日本は「体格」国際競争に負けてしまうと思う。いま日本政府(農水省)がやっていることは、それを阻むことばかりだ。

Posted: Tue - June 27, 2006 at 10:41 AM           |


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