NHK「クローズアップ現代:加藤条治選手」……国谷アナはメダルに拘りすぎ


今晩の「クローズアップ現代」。トリノに向けてスピードスケート500メートルの加藤条治選手の取り組み。スポーツ科学番組としてとても興味深かった。国谷アナが「メダル、メダル」と連呼するまではね。

世界大会での加藤選手の決め手はスタートだった。ところが腰を痛めてからは彼の武器である「ロケット・スタート」が出来なくなってしまった。で、第一カーブでの加速に戦略目標を変える。体重の重心の位置やスケート靴がすごく重要で、ブレード調整の零点1ミリの差が勝負を分ける。念入りに分析を重ね準備と調整を重ねるサポートチームの全員。さらに第三カーブでのバランスの崩れをいかに処理するか。難問に挑戦するチーム。科学番組としてとても面白かった。この番組を作った人はエライ。

ところが、最後に出てきた国谷アナはなんだ。番組の主眼である「スポーツ科学」というテーマをまるで無視して、「ニッポンはメダルは取れるのか」と、そればかり繰り返して質問している。勝負なんてものは、やってみないとわからん。ニッポン・ナショナリズム狂徒の国谷はアホ。

クーベルタン男爵はナショナリズムを戦争ではなくスポーツで発散させようとオリンピックを考案した。でも、ああいうアホ反応を見ていると、逆にオリンピックがナショナリズムを駆り立てているようでもある。本来の都市対抗競技に戻した方がいいと前から思っているが、如何なものか。

Posted: Tue - February 7, 2006 at 08:36 PM           |  


©