「妻・沙知代との出会いは原宿の皇家飯店だった」(野村克也)


日経「私の履歴書」は野村克也氏が連載中。今朝の記事は沙知代さんとのなれそめ。それは1970年の夏、野村監督が遅めの昼食をとろうと皇家飯店に行ってフカヒレそばを注文したら、真っ黒に日焼けした女性が店に入ってきた。店のおかみさんが「監督、いい人を紹介してあげる」と言って引き合わせてくれた。「よろしければ」と言っていっしょに食事をしたのが始まりだったとのこと。二人の当時の写真も出ている。二人とも若い。

どうでもいいことだが、皇家飯店という言葉に反応してしまった。この店は今はもうないが、表参道と明治通りの交差点近くにあった。亡くなった散人の親友杉山和彦が学生時代この皇家飯店の裏にアパートを借りていたので、東京に行くと彼とよく寄ったのである。

若い頃にもう一度戻りたいかと聞かれれば、ちょっと考え込んでしまう。若いと言うことは素晴らしいことだけれど、同時に暑苦しい思い出も多い。人間、その時その時を楽しむのが、一番いいのだと思う。「日々新たなり」……と言えば、負け惜しみに聞こえるか。

Posted: Mon - June 20, 2005 at 06:04 PM           |  


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