1/16 Today 唐の高僧・鑑真が来朝(754)


今日は、唐の高僧・鑑真和上が来朝した日です(754)。日本の朝廷が鑑真に来日を要請したのは鑑真55歳の742年。その後鑑真は5回もの渡航の失敗を重ねながら、12年の年月を費やしてようやく来日に成功する。航海の途中に漂流し視力を失っていた。

中国での律僧の第一人者として尊敬されたいた鑑真が、それほどまでにしてなんで遠くの島国にまで來たかったのでしょうか。12年間ものたいへんな苦労を重ねながら。それは彼のミッショナリー・スピリット(宣教師精神)がさせたことだと思う。いまの日本の仏教は、何がなんでも世界に布教・宣教しようと言う意志に欠ける。

鑑真が建てた唐招提寺は日本で最も美しい建築の一つである。門から正面に金堂を見るアプローチが特に素晴らしい。金堂の前に並ぶ巨大な列柱(円柱)はまるでギリシャの石柱のようだ。上の方でかすかにすぼまっている。あれを見ると日本の伝統文化も、遠くギリシャにまで繋がっていることを実感できる。日本の古代は今よりもっとグローバルな時代だった。

平成館の唐招提寺展 、行かなくっちゃ。


(これ昨年同月同日エントリーの再掲載。今年は平成館で唐招提寺展はありません)

Posted: Mon - January 16, 2006 at 06:25 AM           |  


©