2/19 Today 大塩平八郎の乱(1837)……刹那的「快挙」が英雄を作った


江戸時代にあった反乱騒ぎ。大塩平八郎とは大坂町奉行所の与力で学者。義憤に燃えて全く勝ち目のない「軍事クーデター」を引き起こして見事に失敗した人物。でも、日本ではいまだに彼の人気は高いのである。

平八郎は天保の大飢饉にあたり奉行所に窮民救済を献策するも受け入れられず、ついに農民とともに挙兵。市内の豪商を襲い奪った米・銭を窮民の施した。でも一日で乱は平定されてしまう。

どう考えても平八郎に勝算があったとは思えない。勝算のない戦を仕掛けるのは単なるアホである。でも日本ではこういうタイプの人間に人気がある。すぐ「キレる」若者たちも己を平八郎に一体化させているのかも知れない。

本格的な市民革命が起こらなかったのは、こういう事件が「ガス抜き」になっていたためだろう。


(再掲載)

Posted: Tue - February 19, 2008 at 07:39 AM           |


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